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台風と「妖怪かっとびジジイ」

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実は、今日から鹿児島県の離島・甑島へ行く予定だったのです。

甑島 クリスタルスカルのツアー

ところが、ご存知の通り現在九州は台風8号の暴風域の真っ只中!!

職場のみんなも「飛行機飛ばないっしょ。フェリーも出ないよ。仕事に来なさぁ~い(笑)」とツアーをキャンセルするよう仕向けます。

いやいや!!行くのだ!何としてもたどり着くのだ!!

という事で、私は今、羽田空港におります。鹿児島空港行きの始発便に乗るはずだったのですが。。

photo:01


九州の方がみんな避難しているという所に、敢えて自分から台風に向かって行くというこの無謀さ。

でも、私の決意は変わりません。何が何でも行くのだ!

午前中の便は全て欠航だというので、12時発の便に振り替えて頂きました。

無事に鹿児島に着きますように。。

お昼まで、時間がたっぷりあるので、その間にブログ更新です。

今日はとっておきの「飛行機ネタ」で行こうと思います。

このネタは、「さだまさしさんのトークCD」を貸してあげたら、がぜんハマってしまったちぃさんが、昨日文字起こしされたものを送って下さったのです。

私は、この話をだいぶ忘れてしまっていたけど、今改めて読んでもすんごく笑えます。

では、どーぞ。(長いのでお時間のある時にじっくり読んでね)

★★★★★★★★★★★★★

妖怪かっとびじじい(噺歌集ライブ)

photo:02


僕は今、文化放送で「さだまさし大世界社」っていうのをやっております。

ディレクターが二人おりまして、二人ともセイヤングの最後のディレクターだった男なんですね。

一人は競馬の青山といって、もう競馬って言っただけでこう、シッポをブルブルと振るうという、近くを歩くと蹄の音がする、とそういう奴で。。

もう一人が、いなせの吉住という男でございまして。

いなせの吉住、これは浅草生まれ浅草育ちのもうチャキチャキの江戸っ子ですから、もう本当に威勢がいいったらありゃしない。

三社祭の時は仕事しないっていう、そういう奴ですから。。

このいなせの吉住がゴルフを始めたんです。昨年のことでした。

それで「まさしさん、ゴルフ教えてくださいよ。」

「まあ教えるってほどじゃねえけど、じゃあ一緒にやるか。」

「やりましょうよ」という話を、去年の夏前からしていた。

秋口に丁度土曜日、熊本からセイヤングをやる予定になってた。

その日、僕は不思議に昼間帯は何の予定も入っておらず、つまり夜までに熊本に移動すればいい。

そこで吉住に「おー、吉住。それじゃあれだな。その日は俺、移動だけだからセイヤングやるだけだから、その日熊本でやるか、なっ、移動しといて、ね」。

熊本空港カントリーゴルフ倶楽部。熊本空港から車で5分。近い!

で、ここのティーオフ、つまりスタート時間が11時16分、これが取れました。

「よしっ。それに間に合う飛行機を取れ」。8時15分発のJAL、これに私どもは乗り込んだのでございます。

えー、楽しみはもう胸の中でいっぱい膨らむわけです。いいお天気でした、東京は。。(笑)。

あのような恐ろしい事件が待ちかまえていようとは、神ならぬ身の、髪の少ない身にも知る由はなかった。。(笑)。

飛行機が飛び立って水平飛行に入ります。ある程度の決められた高度に達すると、水平飛行にこう入っていくわけですね。

そうすっと、ええまあ、機長のあいさつってのが行われますね、機長あいさつ。

この機長のあいさつ、必ずするわけじゃないんだそうです。

例えば飛行機が大きく揺れてる最中、お客さん不安になります。そういう時に冷静な機長が、えー、今ちょっと揺れてるけれども心配いらないよ、と言ってあげるとお客さんも落ち着く。

そういう時には必ず、やったりなんかするそうですがね。

普通の機長あいさつっていうのは、今お話したようにお客様を安心させ、落ち着かせるためのあいさつです。

ですから、出来るだけ落ち着いた男の方がふさわしい。

ベラベラベラベラ喋る奴よりは、ちょっと無口で、何か信頼感のおけるような無口を装います。

どんな機長でも、そう、普段はもうメチャメチャ喋ってる奴でも、機長あいさつの時だけは無口を装います。間で無口を演技するんです。

普通の機長あいさつはこうです。

「(低く、落ち着いた声で)えー、操縦室よりご案内申し上げます。えー、本日も、◯◯航空をご利用くださいまして、誠にありがとうございます。

えー、当機、えー、定刻通り、えー羽田空港を飛び立ちまして、現在順調に飛行を続けております。

えー、航路上のお天気でございますが、おおむね良好という予報が出ております。

えー、快適な空の旅がお楽しみいただけるかと存じます。短い空の旅ではございますが、どうぞごゆっくりおくつろぎくださいませ。

ladys and gentlemen……」と、普通、ここから英語に行くんですね。

普通、こうです。ベラベラ喋る男は駄目。私はもうベラベラ喋る奴、大嫌い(笑)。

もうねえ、俺、無口に生まれてよかったと思ってる。(爆笑)

でも、私たちの機長は違った。

「(かん高い声で)操縦室でございます!」(笑)。

もう嫌でしょ?(笑)

「操縦室でございます。当機、7分ほど遅れまして、えー、羽田空港を飛び立ちまして、現在水平飛行に入っております。

高度33000フィート、およそ10000メートル上空を順調に飛行を続けております。

うー、ただ。。(笑)

強い向かい風を受けております。秒速30メートルほどの強い向かい風を受けてる関係上、みなさまの熊本空港ご到着が若干遅れるやもしれません。

えー、また、九州地方、大変雲の多いお天気になっております都合上、降下の際、あるいは着陸の際に、かなり強い揺れがあるかと存じます。

んー、まっ、そこはそれっ!」本当にそう言ったの(笑)

「まっ、そこはそれ、飛行の安全に関しましては、万全の体制をとっておりますので、どうぞご安心くださいませ。」

英語あいさつなし。。(爆笑)

8時15分に飛び立った私たちの飛行機が、定刻で行けば、9時45分くらいに着く予定だったんです。

だいたい1時間半から1時間40分のまあ、9時50分に着く予定ですけど、11時16分ですからゴルフのスタート時間は。。

まあ、たっぷり時間はあると思っていた。

えー、まあちょっと遅れたって、車で5分ですからそんなものはもう、すぐ行けると、ね、たかをくくっておりました。

そしたら、10時15分くらいでしょうかね、えー、随分遅れてるな、とは思っていたんですけど、機長がまた出てきまして、

「操縦室でございます。えー、当機ただ今、熊本空港の上空まで到達いたしております。

えー、ですが、現在熊本空港上空に積乱雲が発生いたしております関係上、この中を降下・着陸をいたしますのは、えー危険な場合もございますので、天候の回復を待っております。

皆様の熊本空港ご到着、はなはだ遅れまして大変ご迷惑さまでございますが、えー積乱雲でございますが、程なく通過してくれると思っております。」

程なく通過するわけないじゃん、積乱雲が。

線路の上に寝てる牛どかすんじゃないんだから。

どうすんだろうと思っていたら10時半にとうとう降り始めた。

揺れましたよ。もう切りもみ状態!ジャンボがこんなになって揺れて。

もう、私の隣りに座っている広田ってマネージャーは、飛行機が怖いというヤツ。

「止めてよしてぇー。止めてーーー!!」

あの飛行機の怖い奴って不思議に肘掛け掴むんですね。馬鹿ですね、落ちるときは肘掛けも一緒に落ちるんですけどね。(爆笑)

それで、もらったジュースを握りしめて

「止めてよしてぇー。止めて。止めてぇーーー!!!

昨日飲み過ぎたんですよ、ウップー」とか言ってるわけですよ。

「大丈夫か?」

「大丈夫ですけど、なんや、こう、酸ぃー物が上がってくるんですよ。」

「うわぁー、お前ここで行くなよ、お前。その臭いに駄目なんだから俺は。ジュース飲め、ジュース。」

「いや、いりません。」

「いりませんって、もらっといて、お前、もったいないじゃないか。飲め!」

「飲むと、もっともったいないことになると思います。」(爆笑)

しょうがないって言うんで俺が代わりに飲んであげた。

うーん、それから揺れながら、もういよいよ着陸態勢に入って、熊本空港がもう見えてる、ね。それで足をこう出してる、飛行機が。

がに股ですよ、ジャンボは。内股のジャンボって嫌ですよ。セスナ系には時々見かけますけどね。ま、これでもう着陸の態勢に入った。

そう、名古屋空港の事故でもって、随分有名な言葉になりましたですね。飛行機が着陸態勢に入っていながら、緊急に着陸を回避するやり方が2通りあります。

一つはゴーアラウンド、これはもうつまらないところで、有名な単語になってしまいました。

もう一つはタッチアンドゴーといいます。

ゴーアラウンドは、車輪が滑走路に付く以前に着陸を回避するやり方です。

タッチアンドゴーというのは、文字通りタッチ、アンド、ゴーですから、車輪が滑走路に付いた状態から、再離陸を敢行する。こっちの方がもっと大変ですよね。

まあ、大変危ないといいながらも、機長になるぐらいの飛行機乗りは、タッチアンドゴー、ゴアラウンドというのは、これは嫌になる程、訓練を積んでます。

僕も何度かそれを体験しました、タッチアンドゴーの体験はないけど、ゴーアラウンドは割と良くやります。

ですからこの間の事故の方が、不思議な気がするんですね。

私どもが、その時に体験させていただきましたのは、ゴーアラウンドという荒技でございますね。

もういきなり、ゴォーーと昇って行くんです。

急角度にあまり機首を上げすぎますとね、失速状態になります。こんなことはもう、機長のイロハですから、みんな分かっております。

雲の中をダァァーーと揺れながら、雲のないところへバァーとかけあがってまた、操縦席から出て

「操縦室でございます。ただ今、着陸を試みましたが、視界が悪すぎるため、着陸を回避いたしました。

えー、皆様には熊本空港ご到着が遅れまして、はなはだご迷惑様でございます。今しばらく天候待ちを致しますので、このまま、ちょっと、しばらくの間お待ちくださいませ。

尚、他社便もまだ1便も着いておりませんので、どうぞご安心を。。。」

どうぞご安心って。。全◯空と争ってるわけじゃないんだから。着いてくれりゃいいんですけども。

8時15分に羽田空港を飛び立った私たちの飛行機が着いたのは、午後12時5分!!

いいですか、8時15分に羽田を飛び立ってんですよ。その飛行機が着いたのが、午後12時5分。

グアムへ行けるっていうの。

ね、12時5分。よぉーーやく、たどり着いたんですよ、福岡空港へ!!(爆笑、拍手)

ありがとう。福岡へ行ってどうするの!熊本へ行けよ、熊本へ!!

もう、ゴルフ、パアーですよ。

吉住が落ち込みましてね。荷物取りながら

「さださん、残念でしたね。俺、昨日も一昨日も、さださんとゴルフが出来るってんで、あれですよ。2日続けて打ちっぱなし行っちゃいましたよ。残念なことになりましたね。」

「うーん、そんなにやりたかったの? じゃあこれからやるか?」

「どこで?」

「どこでったって、熊本空港行ってやりゃいいじゃん。カントリー倶楽部行こうよ。

これからだとな、タクシーで走れば、そうだな、2時間?2時間から2時間半で行くから。全部は無理だよ。ラウンドは無理だから行けるとこまで、ね。ハーフだけとか。そういうんでやろうよ。」

「出来ますか?」

「出来るよ。だって飛行機が着いてないの、ゴルフ場、みんな知ってるもん。遅れたの俺達だけじゃないもん。行こう。とにかくタクシーを探せ。」

「どんなタクシーにしましょう?」

「早いの探せ。」

「早いって書いてない。」

「何か早そうなの探せ。」

そしたら広田が「うっぷぅー」とか言いながら

「まさしさん、こんだけ荷物があるんだから、ワゴン車にしましょうよ。」

「うーん、それはいいアイデアだ。ワゴン車探せ。」

いました、白いワゴン車が。

だけども、私、運転席覗き込んだ時にがっくりしました。ものすごいおじいさんが座ってるんです(笑)

「すいません。すいません。」

「おぅ?」(笑)

「あの、トランク開けて欲しいんですけど。。。」

「おぅ?」

「トランク開けて欲しいんですけど。」

「開いとるばい。開いとるばいて。ほら。開いとるも。早よ、荷物ば入れんしゃい。後で閉めとって。」

もうだめだと思ったもん。ハーフなんてとんでもないって思ったもん。

で、運転手さんの後ろにとりあえず俺が乗ったんですよ。

隣りに吉住っていうディレクター、それから構成作家の小沢ってのがいて、運転手さんの隣り、助手席に私のマネージャー広田が乗ったんです。

俺、座った瞬間に吉住に言いました。

「吉住。。五時間」

「そんなにかかりますか?」

「かかるかったってお前、着いてくれりゃいいよ。途中でもしものことがあった時は。。命懸けだからな。」

「そうすっか。じゃ、ゴルフだめですね。」

「ゴルフだめなんてお前、着きゃいいじゃねえか?ゴルフやれたって、死んじゃしょうがないんだから。なっ。」

そしたら、運転手さんが

「どこまで?」

広田が僕の方を振り返って、この車でいいんですか?って合図を送るわけですよ。

(合図を送るしぐさ)(爆笑)

しょうがないから、俺もバックミラーに写らないように、陰からこう広田にサイン送るわけですよ。(再び合図を送るしぐさ)

広田がもう、なんだかわかんないから

「あのぉー、熊本へ行っていただきたいんですけど」

「(急に元気な声で)熊本ぉ?

運転手さんの目がキラッと光った!!

私はその目を後ろから見てて、「もしかして!?」と思った。

で、運転手さんが続けて

「急ぐと?」

と、こう聞くわけです。

広田が遠慮がちに

「ええ。出来たら、ちょっと急いでいただけると、ありがたいんですけど。。。」

「よっしゃあーー!!」(笑)

じじい、早ぇーの!!

早ぇーなんてもんじゃない。

高速道路上がったらいきなり160キロ!

そりゃ、どんだけ怖いか。(笑)

広田、足つったって言ってましたもん。両足つったって。

そりゃ、怖かったですよ。ビューーっと走りながら、キューン、シューン、シューーン、シューーン、シューンシュン。。。

鳥栖までは3車線なんです、片側。細かい演技でお届けしてます(笑、拍手)

シューーン。もの凄い運転なんですよ。

いや、達者な運転するな、と思って

「運転手さん、大丈夫ですか?」

「両目1.5!」

とか言うんですよ。そんなこと聞いちゃいねえ。ほんで

「大丈夫ですか?」

「大丈夫。無事故無違反たい!」

嘘つけって、今違反してるじゃねえか!!(笑)

「無事故無検挙」と言いなさい!

あんまり若い運転する、確かなんです。

シューーン、シューーン、シュンシューーン。凄いんですよ。

俺はもしかしたら、この人はおじいさんに見えるけれども、おじいさんじゃないんじゃないか?とね。

よくあるじゃん。悪い魔法使いに呪いをかけられ、ね。お前を心から愛してくれる人が現れるまでは、じじいでいろ、とか。(笑)

なんかそう、ね、もしかしたら俺の勘違いかもしんないと思って、年齢を聞いちゃった。でも、聞かなきゃよかった。

「運転手さん、若い運転されますけど、失礼なことを聞くようですが、おいくつですか?」

「しちじゅうにっ」(笑)

後ろでもう、シートベルト閉めてんですよ。「72」「72」「72」。。。(笑)

ゴルフだったら最高ですけどね。

「72」「72」。。。僕の父親が、去年73だったんでね。僕の父親より一つ年下。

親父が大正九年の生まれですから、ああこの運転手さん、大正十年の生まれだな。単純に計算できるじゃないですか。黙っときゃいいのに、俺、またつっ込んじゃった。

「ああ、そうすっか。じゃあうちの親父より一つお若いんですね。大正十年のお生まれですね。」

「いや、大正五年」

「おぃっ!」

後ろでみんなで手、握りあってんの、こうやって。(笑)

喜寿ですよ、喜寿、77、ええ?160キロ?ええー。もう、どうしようかって思った。

広田もまた馬鹿だから、人間、気が動転すると訳のわかんないこと言うんだね。ビュービューこう走ってる最中に

「運転手さん、この車、小さい割によくスピードが出ますね」だって。

「うーん、明日車検たい。」

っておいっ!(笑)

で、カレンダーが置いてある。普通この辺においてあるのに、ここに置いてあるんです、ね。

吉住の膝頭のところに置いてあるんです。で、それを見ながら解説するんですよ、高速道路上で。

「本当はあのぉー、明日車検ばしたかったとたいね。ばってんほら、明日日曜日やろも、うん。だけん、あの、車検は出来んとたいね、うん。で、月曜日も私ほら休みやもんね、うん。だけん月曜。。」

前向け、じじいっ!!(大爆笑、拍手)

そりゃ、どんだけ怖いか。。

よく笑ってられるね、人の不幸を(笑)

ほぉーら、じいさん張り切ってシャー、って行くわけですよ。

「いや、運転手さん、大正五年のお生まれには見えませんね。お若いですよ。」

「うん。ばってん歯ぁーがないとぉー」

って俺の方見るんですよ。死ぬかと思った。。

そしたらね、それだけのスピードで走ってた人がね、八女の先かな、あれ、柳川の少し先ぐらいですよ。

なだらかな、もう本当に視界のいい緩やかなカーブですよ。やさしいバンクがこうついてて。

何でもないカーブでね、ヒュヒュヒュヒュヒュー。80キロ以下に落ちたんですよ。

俺もう、脈取りに行こうかなと思った。

「運転手さん、どうしたんですか?」

「うん。この先で計りよると。」

ってちゃんと知ってるんですよ。

もう参った。速かったよ。

12時20分に福岡空港を出た私たちのこの、「妖怪かっとびじじい」というあだ名をつけた、このじいさんの運転する車が、熊本空港カントリー倶楽部、クラブハウス玄関先に着いた時刻が、いいですか? 

12時20分に福岡空港を出て、着いた時間が午後1時20分!!

1時間で着いたのよ、1時間!!

で、僕ら降ろしたら、元のじいさんに戻ってんの!(笑)

「運転手さん。帰り、あんまり飛ばさないで、気をつけて帰ってくださいよ。」

「おぅ?」(笑)

「気をつけて帰ってくださいよ。」

「おぉ」

帰りは5時間かかったと思いますけどね。(笑)

いやー凄いわあ。まあね、スピードを出す、っていうことは、これはいけません。うん、これはいけない。

うん。どんなに腕に自信のある人でも、事故っていうのは自分だけ悪くて自分だけ事故るんだったら、これは仕方がない。

例えば誰かに迷惑かけたり、誰かから迷惑をかけられたりってことがあるから、本当に気を付けなきゃいけないんです。

交通事故の悲惨なところは、誰もやろうと思って起こす人はいないんです。

ですからね、えーどっちが被害者か加害者かわからなくなる。あんまり悲惨な事故なんかやるとね。ですから本当にくれぐれも、スピードには気をつけて。

あのセナですら、あれ程の天才ですらね、ああいうことがあるんですから。本当にスピードに慣れたりすることだけは、ほんと気をつけてください。

ただ、この「妖怪かっとびじじい」の凄いなと思うところは、77歳で現役。

なんでも構わない。別にドライバーでなくてもいい。なんでも構わない。77で現役、っていうのは素敵ですねえ。

俺なんか77まで歌えるわけではなし、ねえ。そりゃ77まで歌ってる歌い手もいますよ。今年、フランクシナトラが来るそうです、年末に。

彼は78歳。ま、そりゃね、特別な人を除けばね、一般人にとりまして、77,8で現役生活を続ける、っていうのはこりゃーやっぱり大変なことです。

この健康さだけは、僕ら見習いたいな、とつくづく思いましたね。

「本当はこの車、若手がみんな乗りたがるとですよ。そら、ばってん私が辞めんうちは誰も乗れんとですたい。」

辞めてあげろよ、お前は(笑)という。ねえ。あのじいさん、ねえ。

だからハーフはゆっくり、ゴルフ、9ホールだけできましたけどね。

何が悔しかったって、こう僕らが、熊本空港カントリー倶楽部へばぁーと登っていく最中ですよ。

もう目と鼻の先が熊本空港ですからね。びゅーと登って行って、もうすぐ倶楽部ハウスだという時に、向こう側からキーーーンって、飛行機が着陸している姿を目撃してしまった事です。。。(爆笑、拍手)

大変なもんでございますね。

<転載終わり>

さださんのトークは、ホンマ面白いです。

これからも時々ご紹介したいと思っております。

あ~、飛行機飛び立つまで、まだまだだわ~。

長いお話にお付き合い下さいまして、どうもありがとうございました。

台風、どうなりました??各地の被害が大きくなりませんように。。

ペタしてね

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