本日で、「訪問者」のまとめも最終章となります。
地球にやって来ている来訪者について、異星人という捉え方の他に、もうひとつ意外な発想がある。
それは、これまで異星人と思われていた存在は、地球外生命体ではなく、はるか未来の地球人、つまりタイムトラベラーだというものだ。
もしかしたら、未来の我々はグレイのような姿になっているかも知れない。
宇宙のワームホール(近道)を使えば、光の速度である必要も、何万光年もかける必要もない。
1935年に提唱されたワームホールの理論は、時空が曲がりタイムトラベルの近道を作り出すというもの。
ワームホールを発見出来れば、それ自体がタイムマシンとなり、過去や未来への行き来が可能になるのだ。
古代から現代に至るまで、我々の前に姿を見せるのは、他の惑星から来た異星人なのか。それとも、他の時代から来た人間なのか。
その両方もあり得るかも知れない。。
天空の人々、空からの来訪者、天から降臨した神々…
世界中に存在するこれらの物語が土台となり、別世界からやって来た人類よりも偉大な存在が、宇宙を創造したと多くの人が信じている。
こうして古代の神話は、現在も信仰の核となっている。
そして、多くの神話が具体的に物語っているように、天から降りて来た神々は奇跡を起こし、人々に生きる道を示して来た。
もし、星からの来訪者が実在したならば、彼らは古代の人々の考え方を変え、先史文明に影響を与えて来たのかも知れない。
何者かが地球に降り立ち、原始人の遺伝子を操作し、さらに人類に知識を与え、それが進化の始まりとなった。
人類が巨大で不滅の建造物を建てる事が出来たのも、彼らの影響である可能性は高い。
世界中に残されている古代の文書を見れば、そこには「何者かが空から降りて来た」と一語一語はっきりと語られている。
これこそまさに、人類史の中の様々な時代で起こった知的ビッグバン、知識のビッグバンとなったのだ。
身体的進化ではなく、地球外生命体との接触こそが、人類の歴史を変えた瞬間だった。
人類は、既にハードウェアを持っていたが、ある時ソフトウェアに何かが起こったのだ。
宇宙人たちが数千年前、地球上の多くの初期文明に影響を与え、それを記した神聖な創造神話は、地球外生命体に端を発したものとなっている可能性は高い。
しかし、まだまだ謎は多い。人類はこれからもその答えを探し続ける。
<まとめ終わり>
以前にお会いした方が、「小さな宇宙人が時々現れるけど、それは未来から来た自分」と言っていたのを思い出しました。
私は、先史文明に影響を与えた存在は、地球外生命体だと思いますが、それ以外に未来人もやって来ているのかも知れませんね。
謎は、解くまでが楽しいのです。
さて、「訪問者」は、楽しんでいただけたでしょうか?
古代宇宙人シリーズは、この他に60話以上もあり、これからも私の興味のあるものをまとめていく予定でいます。
これは、私のライフワークになりそうな予感です。
今後も、良かったらお付き合いくださいね。
