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今さらあとには引き返せない人々

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リニア新幹線問題



静岡県の川勝平太知事が12月12日の県議会で、リニア中央新幹線工事に関し、


「いったんとどまって、改めて考え直す必要がある」


と述べた。


JR東海に対して計画の見直しを求める考えを示した。


「立ち止まる勇氣」「引き返す勇氣」という言葉をかみしめる必要がある。


川勝平太知事が激しい攻撃を受けている理由は川勝知事がリニア建設に消極的な姿勢を示しているからだ。


リニア建設は巨大な利権事業。建設自体が巨大利権である。


巨大利権であるということは、何としても建設を進めようとする利権勢力が存在するということ。


利権獲得のために妨害者を排除しなければならない。


辺野古の基地建設と通じる。


巨大な利権であるから妨害者を攻撃するためにカネを使うことが検討される。


実際にこの議論の推移を見れば、その構図が浮かび上がる。


特定のライターが川勝知事攻撃のためにカネで買われていることが分かる。


同じ人物が執拗に川勝平太知事攻撃の記事を投稿し続けている。


同じ論調の記事を継続して掲載するメディアも存在する。


背後にカネが流れていることが読み取れる。


適正なメディアなら賛否両論をバランス良く掲載するはずだ。


物事には表があれば裏がある。


リニア建設推進派の主張がある一方で、リニア建設反対派の主張がある。


どちらか一方が全面的に正しく、どちらか一方が全面的に誤りということはない。


重要なことはメリットとデメリットを明らかにすること。


その上で、適正に判断することだ。


すでに動き出してしまっている事業だ。中止すれば損失も発生する。


これは建設を促進する一つの理由になる。


しかし、リニア建設のデメリットが著しく大きいなら、これまでの投資が無駄になることを覚悟の上でリニア建設を中止すべきである。


超音速旅客機コンコルドは定期運航路線をもった唯一の超音速民間旅客機だった。


しかし、乗客定員が少ない、燃費が悪いなどの点で、準備段階から採算が取れないことが判明していた。


しかし、動き始めたプロジェクトの中止を決断できず、実用飛行が実行された。


しかし、実際に運航が開始され、予想された赤字が計上され、収支の改善は実現しなかった。


結局、コンコルド事業は撤退に追い込まれた。


長期の将来に及ぶ事業を考察する場合、これまで投下した費用を考慮せず、事業そのものの是非を判断することが重要。


多大な費用を投下してしまったことを理由に、勢いで突き進むことは間違いである。


より大きな損失が生まれる。


川勝知事は時代の変化、日本経済の状況、日本の未来を見据えて、勇氣ある提言を示したと言える。


東京-名古屋の時間距離が短縮してどれだけのメリットがあるというのか。


重大な問題が二つある。


第一は安全性の問題。


リニアは路線の大部分において地中を通過する。


日本列島の中央に南北に貫く巨大断層が存在する。


この断層を突っ切るかたちでリニアの路線が計画されている。


巨大地震で断層にずれが生じる場合に何が起こるのか。


第二は使用電力の問題。


CO2の排出抑制が叫ばれている現在、電力を大量消費するリニア運航は時代錯誤である。


さらに言えば、リニアに対する需要が乏しい。


東海道新幹線のバイパスが必要なら、北陸新幹線の全線開通を急ぐべきだ。


巨大地震が発生するときに、真っ先に損傷するのはリニアである可能性が高い。


川勝平太知事の提言の意味は重く大きい。


利権を背景にした川勝平太知事攻撃を除去してこの問題を考察することが必要だ。


<転載終わり>



大阪万博問題



大阪関西万博の運営費について、当初の想定から約1.4倍以上の1160億円に増加する見通しであることが分かりました。


当初は809億円程度とされていましたが、人件費やシステム費用などが増大したことで1160億円に予算が拡大。


さらには会場の建設費や交通網の整備でも費用が拡大する見通しで、これに対して大阪府の吉村知事は「赤字になっても大阪府市で補填しない」などと反発していました。


万博関連費用の多くが2019年の想定と比べて増えており、国の負担も増大中です。


このような費用負担の拡大に国民や府民の反発は強まっていますが、依然として万博中止の話は全く無く、大阪府も国も民意を無視する形で費用を増大したまま万博開催を行うとしています。


<転載終わり>


どちらも、もう中止したらいいのに、引き返す勇氣がないのが問題です。




新潟旅報告 続き


新潟での最終日、11月4日に最後に訪れた場所は、「豪農の館 北方文化博物館」でした。


たまたま新潟駅付近の地図を見ていて見つけた場所でしたが、めぐちゃんは知っている所だったようです。


新潟では、結構有名な場所なのかな?


「北方文化博物館」は、越後の大地主・伊藤家の旧大邸宅を保存・公開しており、建物や庭園から美術品のコレクションにいたるまで、新潟の伝統と芸術にあふれている場所なのだそうです。


最初の蔵のような建物に入ってみて驚きました!


階段上がったら、いきなり古代エジプトの遺物があった!😱


ミイラマスク↓


ウシャブティ(お守り)↓


帝王之印↓


5000年前のエジプト古代ガラス↓


めっちゃキレイ😍


装身具↓


5000年前の古代エジプト「王族胸像」↓


新潟で、まさかエジプトの貴重な品々に会えるとは😱😱


そしたら、インカ文明土器までありました!


こちら、ネィティブアメリカンチックな壺です↓


ここは何処なの?


まるで、一瞬、エジプトの博物館に迷い込んでしまったかのような錯覚を覚えました😆


ここは、新潟だよ〜!!


江戸時代中期、この地に農から身を起こし、代を重ねて豪農の道を歩み、やがて巨万の富を築き、越後随一の大地主となったという伊藤家の凄さを思い知りました〜!


そして、伊藤邸の大広間棟などに足を踏み入れた頃には、ここがめっちゃ居心地が良い場所だと認識するのでした。


後で知ったのですが、ここは、かの故・船井幸雄氏イヤシロチだと絶賛していた場所だったのでした!



長くなりそうなので、そのお話は次回にまた。。


続く


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