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謎多き伊豆山神社

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続きです。

「伊豆山神社」を訪れる前に渡った初島で、「初木神社」の存在を知ったのですが、この両神社が偶然にも関係していたのです。

初木神社碑文より

『人皇第五代孝昭帝の頃、初木姫は日向から東国順撫に向かう途中、伊豆沖で遭難、一人この小島に漂着しました。

姫は毎日磯辺をさまよって、対岸に人がいるのだろうかと、焚き火をたいて合図したところ伊豆山の伊豆山彦という男神がこれにこたえました。

姫はこれに力を得て、萩を組んで筏にし、草で織った帆を巻いて伊豆山港に渡りました。

二人が出会ったその場所は、伊豆山の逢初橋と言われています。

伊豆山に渡った初木姫は、伊豆山の中腹に登り、木の中に棲む日精・月精という二人の子供を見つけて育てました。

その子供が成長し、二人は夫婦となり、やがてその子孫は繁栄しました。

伊豆山権現(伊豆山神社)の祖先は、この二人だと言われています。』

そうそう、思い出しました。

私たちが初木神社をお参りした直後に、一陣の風が吹いたのです。

トムさんが、「歓迎されてるね。」と言ったのですが、私たちがその後、伊豆山神社に向かう事を喜んでいたのでしょうか。

そして、伊豆山神社を参拝した後、「伊豆山郷土資料館」というものがあるから行くといいよとトムさんたちに促され、ちぃちぃさんと私は入りました。

photo:07


外でトムさんが、「クリスティさ~ん」と呼んだ時、受付の男性が「外人さんがいるの?」と真顔で聞くので笑ってしまいました。

こちらの入場料は150円なのですが、すっごくお勧めです!!この受付の男性から興味深いお話を沢山聞けたのです。

男性が話し始めて、いきなり富士宮浅間大社の話題が出まして、「私はそこの湧玉池のすぐ前に住んでいました。」と言いました。

しばらくすると、「蛭ヶ小島」の話題になり、「私は、中伊豆に住んでいた事もあり、その辺りのことはよく知っています。」と話しました。

その後、鎌倉の鶴岡八幡宮の話題になり「私は以前、鎌倉にも住んでいましたから、そこには何度も行ってます。」となりました。

源頼朝が伊豆山神社と関係してるので、鎌倉や「蛭ヶ小島」が出てくるのは当たり前の事ですが、考えてみると、私は源氏と関係のある土地によく住んでいたのです。

「蛭ヶ小島」と言っても島じゃないんです。平地の一角なのです。

photo:06


もし、源頼朝が伊豆七島に島流しになっていれば、多分歴史は変わっていたと思われます。

どなたかが、源頼朝のためにうまく配慮したのでしょう。まるで島みたいな名前ですからね。

また、よく遊びに行っていた十国峠や芦ノ湖が伊豆山神社と関わりがあり、伊豆山神社は伊豆の発祥の地・龍神伝説の発祥の地と聞いた時には、私の身体にフツフツと湧いてくるものを感じ始めたのです。

伊豆山神社の下に潜む龍は、ここが頭で尻尾が芦ノ湖にあるそうで、伊豆の「伊」はイの一番のい、「豆」は龍の頭を指すそうです。

さらに、この伊豆山神社は以前はもっと広大な土地を治めていたのが、今は小さくされてしまったという事で、それは本当の伊勢神宮が「伊雑宮」である事が隠されているのと同じ仕組みだと感じました。

ところが、大きくできない理由が天皇のルーツにあるというのです。

(ええ!ここでもイスラエルの失われた10支族が関係しているのですか!)と内心驚きました。

俄然、話しが面白くなって来ました。説明して下さった方は、多くを語りませんでしたが、この方、何かを知っているようです。

こんな展開なので、私の中でモヤモヤがいっぱいになってしまったのです。

まるで、いきなりジグソーパズルのピースが目の前に投げ出され、早く完成させなさいと言われた感じです。

資料館を出た後に訪れた、伊豆山神社の奥の院は、またまた不思議な場所でした。

私には、なぜか沖縄を感じてしまうのです。

photo:01

photo:02

photo:03


伊豆山神社について、少し調べてみただけでも、更に謎が広がってしまいます。

熱海には、海底遺跡があるようです。

photo:04


熱海の海底の神社跡の横に作られている石積モニュメントに埋め込まれている太陽と月は、伊豆山神社の奥の院と日精と月精を祀る「結大明神」を指しているそうです。

更に、奥の院から磐倉(いわくら)で有る岩戸山を直線で結ぶと富士山を指しているとの事です。

初島の「初木神社」の社殿の下からも、奈良時代よりさらにさかのぼる古墳時代の祈りの場所である磐倉の後が発見されています。

また、同じく初島の「竜神宮」の伝説に『昔不漁が続いたとき、海の中から剣が現れて、それ以来、島には大漁の日々が続きました。 』とあり、それはまるで「草なぎの剣」のようだと思いました。

三種の神器のひとつである「草なぎの剣」はヤマタノオロチの尻尾から出て来ていますが、ヤマタという事は八つの股、つまり頭は9つの九頭龍のように思います。

芦ノ湖の箱根神社には九頭龍神社があり、伊豆山神社の地底に住む二匹の龍の尻尾は芦ノ湖にあるのです。

つまり九頭龍の尻尾から草なぎの剣が出て来たとも取れるのです。

そして、鉄で出来た剣は海に浮くはずもなく、「草なぎの剣」はイスラエルの三種の神器である「アロンの杖」だという話しも以前にしました。

剣は、初島にも渡ってきてから、熱田神宮に行ったのでしょうか。

伊豆山神社がレビ族と関係あるようなので、ついついこんな妄想をいだいてしまいました。

私が幼い頃住んでいた富士宮浅間大社は、富士山の冷たい湧き水でうるおい、そして熱海はマグマからの熱い温泉が湧き出す地です。

熱くても冷たくても、この両者は、共に水に対する感謝を抱かせます。これが紅白の龍なのでしょうか。

photo:05


源頼朝から始まり、富士山や沖縄、イスラエルの10支族やら海底遺跡や磐座。

調べれば調べるほど謎が広がってしまいます。

どなたか、伊豆山神社にお詳しい方いませんか?

私の宿題、手伝ってくださ~い。

え、宿題は自分でやらなきゃ駄目ですか、やっぱし、ガクッ。



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