今、アリエスタメーズの仲間たちと、高野山に来ています。
今回の瞑想も、ほぼ私たちの貸し切りでした。
この10日ほどで、私たち4人は次々と歳を重ねております。
それはまるで桜の花がどんどん開花していく勢いに似ています。(誰?うば桜って言ったのは?)
2年前、沖縄で偶然出会った同い年の牡羊座の仲間たち。
仙台・沖縄・淡路島・静岡からの4人が都合を合わせられる日がなかなか取れない中、○○歳を迎えるドンピシャのタイミングでの再会が叶いました。
そして行き先は、久美ちゃんが行きたいという事で、高野山に決まったのでした。
私は、高野山は3度目になりますが、コロナウイルスの蔓延するこの時期に高野山に行くことになったのは、やはりあの方に会いに行く必要があるのかなと思うのでした。
高野山には117ものお寺があり、その中の50のお寺が宿坊をやっているそうです。
泊まったのは、恵(え)光院です⬇︎
阿字観とは真言宗に伝わる瞑想法で、元々は僧侶が氣持ちを落ち着かせるために行っていたものでしたが、近年になり一般の方も受けられるようになったそうです。
坐禅のように棒で叩かれる事はなく、サンスクリットの梵字「阿」という文字を見ながら行う瞑想法なのです。
「阿」は、大日如来を表し、8枚の蓮の花の上に月輪(がちりん)があります。
今回の瞑想も、ほぼ私たちの貸し切りでした。
良い体験が出来ました。
その後、精進料理の夕食⬇︎
そして、夜の7時から「高野山奥の院ナイトツアー」にも参加しました。
ちょうど、恵光院さんが集合場所なのです。
織田信長や有名武将の大きな墓石が並ぶ真っ暗な道を進むのですが、不思議と怖さはなく、お坊さんの説明がとても勉強になるのです。
知らないことが沢山ありました。
若き僧侶さんは、以前は、空海さんはまだ生きていると言われても、信じられなかったそうですが、お寺で修行をするにつれ、もはや空海さんが生きているとしか説明が出来なくなったそうです。
私たちも、御廟で空海さまにご挨拶した時、そんな氣持ちになっていました。
空海さまは、密教の力を借りて、雨を降らせたり、金の鉱脈や温泉を探り当てたり、疫病を退散させたりしたと伝えられています。
疫病が大流行した際には、嵯峨天皇が空海さまの勧めによって般若心経の写経をされ、天下泰平を祈願されたことで疫病がおさまったとも。
お坊さんが、空海さまの前で般若心経を唱えてくださっている間、私たちも手を合わせ、世界中のコロナの終息を祈らせて頂きました。
ナイトツアーに参加させて頂き、本当に良かったです。ありがたいお言葉をたくさん頂けました。
高野山に来られた時は、是非ナイトツアーの参加をおススメします。
今日も、早朝の勤行・護摩祈祷・般若心経の写経など、これから参加して参ります。
ではまた。