今日は、東京ドームでの安室奈美恵さんのファイナルツアーの最終日ですね。
昨日も朝からグッズ販売に多くの方が詰めかけていました。
朝10時でこんな⬇︎
ファイナルツアーのファイナルでは、どんな盛り上がりを見せるのでしょう。
私はそんな行列を横目に見ながら、もっとワクワクする方とお会いする為に大塚駅に向かいました。
その方とは、彫刻家の薬師寺一彦さんです。
うちのチビ龍・アクアちゃんの生みの親でもあり、今は亡きイルカのフジの人工尾びれを作って下さった方でもあります。
また、薬師寺さんは、現在、「十二精霊像」を製作中で、これまで4体の精霊像が完成しています。
★舩井フォーラムにて
4月末の「舩井フォーラム」前日まで彫っていたという「ミズチ」という作品は、あれからさらに、蛇の鱗を彫り込んだとのご連絡を頂きました。
氣が遠くなるような作業ですね。
一体を完成させるのに、5ヶ月を要しているそうで、薬師寺さんは今後、精霊像作りと並行して、ジュエリー作りも行なっていくというお話もして下さいました。
私も「龍の指輪」を作って頂く事になり、それにはめ込む石やサイズを測って頂く為、昨日が丸々1日フリーだったので、急きょ、お会いする事になったのでした。
前日のポロハウ長老のおはなし会が夜の開催だった為に、都内に泊まる事にしていたので、本当にタイムリーでした。
何と、薬師寺さんはポロハウ長老ともコラボした事があるそうで、アクアちゃんをポロハウさんに触って頂いた事をお話すると、とても喜んで下さいました。
アオテアストーンも、きれいな色を選んだねと言って下さいました。
そうそう、肝心な「龍の指輪」ですが、一体どんな感じのものなのでしょう。
サンプルを見せて頂きました。
石の色形だけでなく、龍のお顔も優しいのからいかついのまで、様々なリクエストに応じて下さるそうです。
私は、ブルーの石で、アクアちゃんみたいな優しそうなお顔を希望しました。
アクアちゃんに、お仲間が出来るよ!
薬師寺さんに持ってもらっているせいか、アクアちゃんがとっても嬉しそうでした。
これまで、勇ましい感じの龍の指輪はあっても、優しげな龍のってあまり見かけない氣がします。
薬師寺さんの作品は、一点一点手作りなので、どんなものでも出来てしまうのです。
出来上がるのが、とても楽しみです♡
ちょうどこの日、薬師寺さんが持参していた「身につけれる彫刻」を見せて頂きました。
分かります?中にストーンと龍がいます。
奥さまのペンダント⬇︎
ムーンストーンを囲み、二頭の龍が♡の形になっています。
中が開き、好きな石を入れられる水の龍⬇︎
雲の龍⬇︎
ラリマーを身体に直接触れさせてつけられます⬇︎
一番上に龍のお顔が。
ハスの花系⬇︎
イルカが入っています⬇︎
これらは、薬師寺さんの作品のほんの一部ですが、彼のジュエリーはこれまで個展の時に販売されていました。
★スタジオ ハラカラ
しかし、個展に来られない方の為に、今後はネット販売も視野に入れているそうです。
是非、私とお揃いの「龍の指輪」、あなたもいかがですか?
龍さんに守られている氣がしますよ!
その後、マスミギャラリーで開催されているイベントにも連れて行って頂きました。
福井県にある岡太神社・大瀧神社で今年の5月に紙の神さまの「1300年大祭」が盛大に行なわれたそうです。
そのお祭りの時に奉納された金の屏風や唄や舞いを再現して下さったのです。
〈奉納ライブ〉
●舞 岡佐和香さん・アムリタ朝子さん
●歌 柚楽弥衣さん・竹林加寿子さん
●笛 横尾靖さん
この舞いで使われた雁皮(ガンピ)という薄い紙が話題をさらいました。
雁皮紙は、ジンチョウゲ科の植物である雁皮から作られる和紙で、その美しさと風格から紙の王とも言われるそうです。
舞っている方が手にしているのは、その雁皮紙をさらに薄くしたもので、まるで羽衣のようにゆっくりとゆっくりと宙を漂っていたのでした。
後で、皆さんが欲しがるも、現在は作り手がほとんどおらず、製造されていないんだそうです。
美しい芸術品の復活を望みます。
横尾靖さんは、薬師寺さんの「十二精霊像」でコラボされている方で、表具や屏風などの装丁をなさっておられます。
今回、イベントに参加して感じたのは、芸術家の方々がどんどん繋がっていくことです。
美しいものを美しいと感じる感性が、人とのご縁を引き寄せていくのでしょう。
皆さん、本当に素晴らしい方たちばかりでした。
何のイベントか、よく知らないまま薬師寺さんに付いて行ったのですが、貴重な体験をさせて頂きました。
薬師寺さん、皆さん、ありがとうございました!
そうそう、薬師寺さんが、阿寒湖の西田智三さんが作って下さったアイヌのペンダントにとても興味を持って下さり、今度西田さんに逢いに行って下さるそうです。
表側はラリマー⬇︎
裏はガーデンクオーツ⬇︎
裏からライトで照らすと、まるで海の中のようです。
西田さんと薬師寺さんが繋がったら嬉しいな!
世の中に、ただひとつの作品を生み出せる個性あふれたアーティストの方々との出会いが楽しいです。