モニュメントバレーの続きです。
今回、ジープツアーではなかった為、自分たちの車では入れなかった場所がありました。
私とちぃさんは2013年の時に来ているので、どんな風景が広がっているかは知っていました。
こんな穴が開いた岩が多かったです。
Ear of the Wind⬇︎
Moccasin Arch⬇︎
また、このような⬇︎アンテロープという動物の絵や宇宙人みたいな絵が描かれている場所も沢山ありました。
アリゾナでは、あちこちの岩肌が黒くなっているのをよく見かけますが、それは
「砂漠ニス」というんだそうです。
砂漠ニスとは、雨による浸食と露出した砂岩の表面に黒色のマンガンと鉄が徐々に沈殿したものなんだそうです。
古代の人々は、「砂漠のニス」を上手に利用して絵を残したのです。
黒くコーティングされた岩の表面を削れば、下の明るい色が浮き出すわけです。
今回、フランキーさんの運転する車だったので、そのような場所には行けませんでしたが、自分たちの好きな方へ好きな時間いられたので、ジープツアーとは違った面で楽しめました。
けれど、後になって奥の方へ行かなかったのには意味があると分かったのでした。
これが、その日2回目の時間調整だったのです。
スリーシスターズの前で⬇︎
ちぃさんもサリーちゃんも、三人姉妹だというんで、この岩の前で盛り上がっていましたが、このスリーシスターズは3姉妹ではなく、本当は修道女の方なんだそうです。
3つの突き出した岩のタワーが、まるで3人の修道女がベールをかぶっているように見える事からそう呼ばれているんだとか。。
なんか、イケメンなお兄さんがいらしたので、ついパチリと。。
うん、サリーちゃんもいい感じよ。
ちぃさん、この体勢はもしかして。。
やっぱ飛んだ。。(汗)
そして、ビジターセンターの方へ戻る頃、グッドタイミングで日が沈みかけてきました。
そして、鉄分を含んだ岩肌が夕日に照らされて赤く光り始めたその瞬間、ぴったりに広場に到着したのです。
以前は、朝陽が昇る時しか見た事がなかったので、モニュメントバレーの夕日の美しさに感動しました。
この光景を見せる為に、どなたかが2度も時間調整して下さったのですね!
ちぃさん、ここでもやってました(汗)
刻一刻と表情を変えていきます。
絵になるサリーちゃん⬇︎
どんどん暗くなっていきます。
ため息が出るほど、美し過ぎる夕暮れ時の光景でした。
大自然と太陽とが織りなす光のファンタジー。
このシーン、何度見ても飽きないでしょう。
ホテルに向かう頃、こちらは晴れているというのに、遠くで稲妻が光っていました。
そして、夜になったら物凄い雷雨に。。
稲光りがあまりにキレイなもので、みんなで鑑賞会をしたくらいです。
一瞬、空がセパレートに!
広大なナバホの大地は、天氣が目まぐるしく変化します。
だからこそ、先住民族の人々は天と地や自然の神に畏敬の念を持って、何にでも感謝する日々を送っているのでしょうね。
続きます。