さて、いよいよハワイ島ツアーのご報告も今回で最後となります。
一面の溶岩⬇︎
ハワイ島には5つの火山があるのですが、そのうちのひとつにマウナ・ケア(白い山)という標高が4,205 mの山があります。
「長い山」と呼ばれるマウナ・ロアの方の標高は4,169 mです。
ハワイ島には、富士山より高い山がふたつもあるんです。
マウナ・ケア山は、海洋底から測ると10,203mもの高さがあり、エベレスト山よりも高いんだそうです。
しかし、自分自身の山の重さによって海底が押しつぶされ、その高さは徐々に減少しているんだとか。
また、マウナ・ケア山頂は世界中で最も天体観測に適した場所の一つと言われ、日本のすばる望遠鏡を含め現在13基の世界最先端の天文台が設置されている事でも有名です。
このハワイ諸島は、年に7〜8cmずつ日本に近づいていると言われます。
地球内部のマントルに対し、表面の地殻はごく薄いものなのです。
海洋底プレートは、ゆっくりと動いていますが、マグマが上昇してくる噴き出し部分はほぼ同じ場所に固定されているため、上部だけが移動して島になっていくのです。
その移動した跡が「ハワイー天皇海山列」となっています。
天皇海山列は、北にいくほど昔に噴き出した山だという事が分かります。
今なお活動を続けるハワイ島の東の海底にはロイヒ火山という海底火山が潜んでおり、新たな島として生まれ出るのを待っています。
ハワイが段々近づくと言っても、氣が遠くなるほどの年月がかかりますけどね。。
と言うことで、何でマウナケアのお話をしたかと言うと、メンバーの半分の方々が山頂ツアーに参加したのです。
マウナケアの山頂は極寒です⬇︎
万年雪の残るマウナケアには雪の女王ポリアフが住んでいると言われています。
ポリアフは四姉妹の一柱で、他に霧の女神リリノエ、湖の女神ワイアウ、ハレアカラの雪の女神カホウポカネが知られており、全員雪の女神ともされています。
なので、火の女神はキラウエアのペレだけなのです。
私は今回は、マウナケアには登りませんでした。マウナケアは山頂まで車で行ける珍しい山なのでした。
私はいつも「富士山は下から見るものよ。」と言って富士山さえ登った事がないくらいなので、今回はペレにお目にかかれるだけで充分だと考えていたのです。
実は、火の女神ペレと雪の女王ポリアフには伝説があるのでした。
◆ ハワイの伝説より
ポリアフは、マウナケアの東側斜面、ハマクアの近くに住んでいました。
彼女もまた色んなスポーツが好きで、人間達も一緒になって、ホルアなどに興じていました。
ある日のこと、彼女達の前に豪奢な美人の姿でペレが現れます。
ポリアフは彼女を歓迎し、一緒にゲームを楽しもうとします。
しかしペレは最初から、美しいポリアフに敵対心むき出しです。
地面は徐々に熱くなり、やがてマウナケアの斜面にも火口がいくつかできはじめ、ポリアフはあやうく白いマントを燃やしてしまいそうにもなります。
地震も相次いで起こり、ペレの作る溶岩流があちこちを燃やします。
しかし、そのうち、マウナケアの山頂に冷気を含んだ黒い雲が集まり始めます。
ポリアフが呼び寄せた雪の雲です。
雪は山頂あたりから始めて、どんどんどんどん積もります。
とどまることなく降り続く雪。
ペレの味方であった溶岩は冷たい岩になり、火口をちょうどふさいでしまって、いわばペレの敵になってしまいます。
流れ出ていた溶岩流も次々と氷結し、それが現在のラウパホエホエの奇岩風景の起源だそうです。
ポリアフとペレはこれ以外にも何回も戦いを繰り返しますが、その都度、ポリアフの勝利に終わっています。
しかし、ポリアフはペレをハワイ島から追放してハワイ島全土を統治しよう、などということは露ほども考えず、おおざっぱに言うと、マウナロア以南をペレが統治し、マウナケア以北をポリアフが統治する、という共存関係がずっと続いた、ということです。
<転載終わり>
いつも戦いを挑むけど負けてばかりのペレなのでした。
けれどペレは皆んなに愛されている女神なのです。
ペレには地球の息吹、躍動を感じます。
そう、地球は生きているんです。
火山は噴火し、プレートも動いています。だから時々身ぶるいもします。
そんな薄っぺらい大地の上に人類は仮住まいさせて頂いているのです。
あんな「のっぽのビル」や「人類の命にかかわる危険なもの」を、そんな揺れ動く大地の上に乗せたらどうなるでしょう。
先月、高層ビルの建ち並ぶシンガポールと自然豊かなハワイ島を訪れてみて分かった結論はそこでした。。
地球は生きていて絶えず動いている事を忘れないで欲しいです。
だから。。脱原発&ストップリニア!
年をまたいでしまいましたが、ハワイ島のツアー報告を読んで下さり、ありがとうございました。
ここからは、ハワイのお土産プレゼントの当選発表です。
いつも沢山のご応募をありがとうございます。
では、さっそく参りましょう。
① ホヌ(カメ)のペンダントトップの当選者さまは。。。
2.cupid∞angel♪Ryo♪さま
② サーフボード型栓抜き(マグネット)の当選者さまは。。。
26.衣流華さま
③ ホヌ型栓抜き(マグネット)の当選者さまは。。。
19.Puyon30さま
以上の3名さま、ご当選おめでとうございます!!
当選者さまは、こちらのフォームよりご連絡をお願いいたします。
☆当選者さま入力フォーム
今回は外してしまった方も、次回のお土産プレゼントを楽しみにしていて下さいね。
一面の溶岩⬇︎
ハワイ島には5つの火山があるのですが、そのうちのひとつにマウナ・ケア(白い山)という標高が4,205 mの山があります。
「長い山」と呼ばれるマウナ・ロアの方の標高は4,169 mです。
ハワイ島には、富士山より高い山がふたつもあるんです。
マウナ・ケア山は、海洋底から測ると10,203mもの高さがあり、エベレスト山よりも高いんだそうです。
しかし、自分自身の山の重さによって海底が押しつぶされ、その高さは徐々に減少しているんだとか。
また、マウナ・ケア山頂は世界中で最も天体観測に適した場所の一つと言われ、日本のすばる望遠鏡を含め現在13基の世界最先端の天文台が設置されている事でも有名です。
このハワイ諸島は、年に7〜8cmずつ日本に近づいていると言われます。
地球内部のマントルに対し、表面の地殻はごく薄いものなのです。
海洋底プレートは、ゆっくりと動いていますが、マグマが上昇してくる噴き出し部分はほぼ同じ場所に固定されているため、上部だけが移動して島になっていくのです。
その移動した跡が「ハワイー天皇海山列」となっています。
天皇海山列は、北にいくほど昔に噴き出した山だという事が分かります。
今なお活動を続けるハワイ島の東の海底にはロイヒ火山という海底火山が潜んでおり、新たな島として生まれ出るのを待っています。
ハワイが段々近づくと言っても、氣が遠くなるほどの年月がかかりますけどね。。
と言うことで、何でマウナケアのお話をしたかと言うと、メンバーの半分の方々が山頂ツアーに参加したのです。
マウナケアの山頂は極寒です⬇︎
万年雪の残るマウナケアには雪の女王ポリアフが住んでいると言われています。
ポリアフは四姉妹の一柱で、他に霧の女神リリノエ、湖の女神ワイアウ、ハレアカラの雪の女神カホウポカネが知られており、全員雪の女神ともされています。
なので、火の女神はキラウエアのペレだけなのです。
私は今回は、マウナケアには登りませんでした。マウナケアは山頂まで車で行ける珍しい山なのでした。
私はいつも「富士山は下から見るものよ。」と言って富士山さえ登った事がないくらいなので、今回はペレにお目にかかれるだけで充分だと考えていたのです。
実は、火の女神ペレと雪の女王ポリアフには伝説があるのでした。
◆ ハワイの伝説より
ポリアフは、マウナケアの東側斜面、ハマクアの近くに住んでいました。
彼女もまた色んなスポーツが好きで、人間達も一緒になって、ホルアなどに興じていました。
ある日のこと、彼女達の前に豪奢な美人の姿でペレが現れます。
ポリアフは彼女を歓迎し、一緒にゲームを楽しもうとします。
しかしペレは最初から、美しいポリアフに敵対心むき出しです。
地面は徐々に熱くなり、やがてマウナケアの斜面にも火口がいくつかできはじめ、ポリアフはあやうく白いマントを燃やしてしまいそうにもなります。
地震も相次いで起こり、ペレの作る溶岩流があちこちを燃やします。
しかし、そのうち、マウナケアの山頂に冷気を含んだ黒い雲が集まり始めます。
ポリアフが呼び寄せた雪の雲です。
雪は山頂あたりから始めて、どんどんどんどん積もります。
とどまることなく降り続く雪。
ペレの味方であった溶岩は冷たい岩になり、火口をちょうどふさいでしまって、いわばペレの敵になってしまいます。
流れ出ていた溶岩流も次々と氷結し、それが現在のラウパホエホエの奇岩風景の起源だそうです。
ポリアフとペレはこれ以外にも何回も戦いを繰り返しますが、その都度、ポリアフの勝利に終わっています。
しかし、ポリアフはペレをハワイ島から追放してハワイ島全土を統治しよう、などということは露ほども考えず、おおざっぱに言うと、マウナロア以南をペレが統治し、マウナケア以北をポリアフが統治する、という共存関係がずっと続いた、ということです。
<転載終わり>
いつも戦いを挑むけど負けてばかりのペレなのでした。
けれどペレは皆んなに愛されている女神なのです。
ペレには地球の息吹、躍動を感じます。
そう、地球は生きているんです。
火山は噴火し、プレートも動いています。だから時々身ぶるいもします。
そんな薄っぺらい大地の上に人類は仮住まいさせて頂いているのです。
あんな「のっぽのビル」や「人類の命にかかわる危険なもの」を、そんな揺れ動く大地の上に乗せたらどうなるでしょう。
先月、高層ビルの建ち並ぶシンガポールと自然豊かなハワイ島を訪れてみて分かった結論はそこでした。。
地球は生きていて絶えず動いている事を忘れないで欲しいです。
だから。。脱原発&ストップリニア!
年をまたいでしまいましたが、ハワイ島のツアー報告を読んで下さり、ありがとうございました。
ここからは、ハワイのお土産プレゼントの当選発表です。
いつも沢山のご応募をありがとうございます。
では、さっそく参りましょう。
① ホヌ(カメ)のペンダントトップの当選者さまは。。。
2.cupid∞angel♪Ryo♪さま
② サーフボード型栓抜き(マグネット)の当選者さまは。。。
26.衣流華さま
③ ホヌ型栓抜き(マグネット)の当選者さまは。。。
19.Puyon30さま
以上の3名さま、ご当選おめでとうございます!!
当選者さまは、こちらのフォームよりご連絡をお願いいたします。
☆当選者さま入力フォーム
今回は外してしまった方も、次回のお土産プレゼントを楽しみにしていて下さいね。