安保法案が衆院特別委員会に続き、昨日衆院をも通過しました。
台風11号が荒れ狂う中でも、人数は減ったものの国会前では引き続きデモが行われていたようです。
その様子をアメリカのメディアCNNでも中継し『この法案は、戦後70年で初めて自衛隊が同盟国と共に海外の戦闘に参加できるようにするものです。』と報じていました。
しかし、どれだけ多くの人々がデモを起こそうが、国民が法案にどれだけ反対しようが、与党は全く意に介していないようです。
自民党 谷垣幹事長『かつて60年安保とか、いろんなデモを見て来たが、今回の世相は比較的平穏じゃないか。』
自民党 麻生財務大臣『事務所で抗議の電話もらった人どれくらいいる?(120本くらいです。)あぁ、そんなもんか。普通ならめちゃくちゃ来るはずなのにね。新聞通りに80%の人が反対してるんだったらね。でも全然かかって来ない。』
野党の方々はこう反論するも↓
与党の方々は↓
と、全然「強行採決」ではないと。。
世論の反発が根強い中、こうまでして安倍総理が法案成立にこだわるのは何故か。
安倍総理『1960年の安保改正の時も、残念ながら国民の理解は進まなかった。
しかし、その後の実績を見て多くの国民から理解や支持をもらったのも事実。
私たちの先輩は、1960年の日米安保条約改定の際にも決然とその責任を果たした。
そして、今日私たちは衆議院においてその責任を果たす。』
安倍総理の祖父・岸信介元総理は、1960年に日米安保条約改定の批准を強行採決していたのです。
当時も反対運動が激化し、30万人ものデモ隊が国会を取り囲んだそうです。
しかし、最終的に岸総理は自らの退陣と引き換えに安保条約を改定したのです。
安倍総理は、当時と今の状況を重ねているかのようです。
しかし、岸内閣時代に大蔵官僚として働いていた自民党OBの方々までもが、そんな安倍総理に意見しています。
元財務大臣 藤井裕久氏『悪名高き総理として残ると思います。
岸さんは「世間で俺のやった日米安保のことを集団的自衛権だと言ったけど違うぞ」と。
「だいたい海外派兵的なことは出来ないんだ。それは日本の憲法があるからだ」と明確に言っておられました。
今のお孫さんは、だいぶ非論理的だとその点で思います。おじいちゃんの方が論理的だと。』
元自民党 政調会長 亀井静香氏『岸内閣は、基地を日本がきっちりと提供をし、外国まで出かけて行って米軍と軍事協力はしない。
これがあの時の岸内閣の基本的な考え方で安保改正をやったわけです。
これを、一国会でイケイケドンドンと言うことで日本の今後を決めていく事は許しがたい!』
身内の重鎮でさえ、安倍総理の暴走を危ぶんでいるのです。
しかし、昨日もご紹介したよっしさんはこう発言されています。
『野党が協力して内閣不信任案を連発すれば、安保法案は阻止できると分かっていました。
でも、民主党の幹事長の枝野さんは、内閣不信任案の提出を否定しました。
何故か?
本気で阻止するつもりなど最初から無いから! 』
野党も与党も茶番を繰り広げているだけなのですね。
そして私たちも躍らされている。何をやっても彼らには通用しないのです。
やはり、安倍総理は照子さんが予言していた「恐怖の男」だったのでしょうか。
25年前に照子さんが予言した恐怖の男
「安保法制は、南シナ海の中国が相手なの。だから、やる(法案を通す)と言ったらやる」
安保法案を強行採決させた安倍総理は、これから何を企んでいるのでしょう。
私たちが反対すればするほど、彼らは面白がっているのかも知れません。
もう、こうなったら彼らを放っておくしかないかもです。
私たちは、彼らとは別の所で、地球の為に、世の中のより良い未来の為にやれる事をやって行けばいいんだと、そう思うことにしました。
どうか、自然界の存在たち、私たちの味方になってね。力を貸して下さい。。
全てのことにありがとう。
