東日本大震災を予知した松原照子さんが、3日にわたりご自分の地図帳のことを書かれています。
http://terukomatsubara.jp/sphone/yoken.php
人災である福島原発の傷跡が何故かハッキリと浮かびます
<世見> 2013/1/4
今年に入って今日で4日目です。
昨日まで私は何を書いたのかなぁ。
いつもの事ながら、もう忘れています。
昨年の暮れから私ネ、窓のカーテンを少しオープンにしているのです。
そのカーテンの隙間から夜空の月明かりを見ながら、もしかするとUFOが見えるかもしれないと変な期待をして眠りに就いているのです。
勿論、現在まで見てはいません。
このお蔭かどうかは分からないのですが、朝、カーテンの間からお日様が部屋を明るくしてくれますし、私はすこぶる元気な朝を迎えられます。
今年の地震に付いて凄く気になるので、お性根が入った愛用の地図を急に触って見たくなり新年のご挨拶をしながら、「大分痛んでいるなぁ」と思いながら、この地図帳の発行日を見ると、平成17年2月28日となっていました。
今年は平成25年、この地図帳が誕生してから今年で8年目を迎えています。
一昨年の2月16日だったと思うのですが、この地図を触っていて東日本大地震の事を感じていたようなコメントを書いたのが、今日はその日の事が鮮明に思い出されます。
あの未曾有の大災害からもうすぐ2年目がやってまいります。
人災である福島原子力発電所の傷跡が何故かハッキリと浮かびます。
今年はきっとこの事故の第一弾の気になる報告がニュースになる。
こんな事を感じて今、すごく緊張している自分を発見してもいます。
被爆の現実を知らされるのかもしれません。そうなると、又、福島に住む人達が二次被害を受けるのではと気になります。
原子力発電所の再稼働は心の底からやめてェ~と叫びたくなってもいます。
本当に真剣に考えないといけない時期に来たみたいです。
一昨年のように地図を触ると、やはり
<世見> 2013/1/5
昨日は世見を書き終えて愛用の地図帳の傷口をかなり治しました。
今年もお世話になるのですから、もっと大切にしないといけません。
何気なくページを開けると、東北と書かれたページが開きました。
そう云えば一昨年も今日のようだった気がします。
地図をよく見ると気仙沼から山形の酒田に鉛筆で線が引かれています。
「いつ引いたのだろう」と思いながら見つめていると「日本って狭いのだ」と思ってしまいました。
太平洋側の動きを日本海側はすぐさまキャッチして動きやすいのを感じます。
一昨年のように地図を触ると、やはり太平洋側はあの東日本大地震の傷が癒えていないのが分かります。
「今年も揺れるんだなぁ」が、今の感想です。
この地図の一番下に書かれている地名は新地でその横に何かを示す141°が書いてあります。
江ノ島ウミネコ繁殖地と書かれた辺りのその上の椿島ウミネコ繁殖地までは自然が元に戻るのに随分と掛かるのが気になりますし、ウミネコ達はどうなったのか心配にもなって来ました。
広田湾は東日本大地震が起きてから手を合わせに行った場所です。
あの日目にした光景は生涯忘れる事はありません。
「陸前高田」何故あの日、この地名が地図上で光って見えたのだろうかと今、改めて見てみても、あの日の光を陸前高田の字から感じ取れず何故かホッとしたところですが、6 8の数字が目の前にチラツキます。
きっと、又、この地方は揺れるのでしょう。その日がいつか、今日は指先に感じてはくれません。凄く残念です。
今年もこの地図とはお友達です
<世見> 2013/1/6
又々、昨日の続きをよろしく。
地図を出して開けると、やはり東北が出て来ました。
もしかすると、開け癖が付いてしまっているのかもしれません。
すると、白い場所が浮かんで見えるではありませんか。
地図を手繰り寄せその場所を見てみると十和田湖でした。
青森県と秋田県を跨いでこの十和田湖があるのだと初めて知りました。
私は青森県と高知県はまだ一度も訪れた事がありません。青森県は昨年素敵な女性と縁を持たせて頂いたので、一度はお出掛けをしたい地です。
その十和田湖が何故この地図では白く浮かんで見えたのでしょう。
恐る恐る触って見たのですがこれと云って感じません。
八甲田山かぁ。此処ってまさか活火山じゃないよネ。
と、自分に語りかけたのですが答は帰っては来ません。
下の○ゲ峰と書かれた○の部分が目が霞んでよく見えません。木へんに節かもしれません。
この辺りに異変を感じた訳でもないのですが、書いておきたくなったのは事実です。
ごく普通の地図なのに十和田湖が白く浮かんで見えるのって不思議な気持ちになりますが、地図を触りながら
「何もないよネ 起きないでネ」
と、お願いをしたところです。
今年もこの地図とはお友達で手放せなくなる事でしょう。
日本の良さが満載しているであろうこの辺り。あの日のように一瞬で、大津波で姿を消してしまった松林のようにはならない事を願わずにはおれません。
でも、あの松林の働きのお蔭であの辺りの被害をかなり小さくしてくれた気が致します。
<転載終わり>
気になる箇所がいくつかありましたね。
地図に触れただけでいろんな事が分かる能力はすごいですね。
知らない方が幸せかも知れませんが。。。
6日の富士山ライブカメラより