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体の声に従った生き方・食べ方 健康になりたかったら◯◯◯をとれ!

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昨日、新幹線の車窓から撮った伊吹山↓






🟣 塩分は冷えを和らげ、健康長寿につながる


⭐️ 石原結實医師からのメッセージ


私は毎週日曜日、朝8時半から3時間ぶっ続けで講演会をしています。


終わった後、まず欲するのは塩味。


講演を終えて体が疲れている。体の声、本能に耳を傾ければ、欲するのは塩分ということになります。


30億年前に誕生した始原生命は、海で発生しました。


今でもヒトの血液中と海水中の塩分のバランスはほぼ同じです。


血液が「潮」と呼ばれるゆえんです。


それなのに、なぜ塩にダークなイメージがつくようになったのか? 


発端は米国のダール博士の研究です。


1950年代に日本を含む世界5地域で調査を実施し、60年に発表しました。


それによると、日本南部の人々の塩分摂取量は1日13~14グラムで、高血圧発症率が約20%。


一方、日本北部では塩分摂取量は27~28グラムで、高血圧発症率が約40%。


よって塩分が高血圧や脳卒中の元凶とされ、減塩が常識として世界中に浸透していったのです。


1998年、世界的に権威ある医学誌「ランセット」に掲載された論文は、「減塩がいい」という常識を覆すものでした。


米国で25歳から75歳までの約20万8000人を対象に実施された国民栄養調査のデータを分析。


あらゆる病氣で死亡率を比較したのです。


すると、食塩摂取量の一番多いグループの死亡率が最も低く、食塩摂取量が少なくなるほど死亡率が上がっていった。


高血圧、脳卒中、心筋梗塞においても同様です。


なぜ塩分を取るべきなのか。


それについて触れる前に、「冷え」の害をお話ししたい。


私が医師になって約50年、一貫して提唱しているのは「冷えが健康寿命を縮める」。


人体の60兆個の細胞は「熱」で活動しています。


「熱」が著しく低い状態では諸細胞の活動は停滞。


老化は加速し、免疫力は低下する。現代人はまさに「熱」が低い状態に陥っているのです。


 ──体温が1度下がれば免疫力が30%低下すると聞いたことがあります。


心身の生命力や健康度を如実に示すのが「熱」であり、体温にすれば36.5度以上が健康な状態になります。


しかし私が東京のクリニックや伊豆のサナトリウムで診察する老若男女はほとんどが体温が低く、35度台です。


健康な状態の体温から1度以上低いのですから、どんな不調が出てもおかしくない。


 ──「冷え」の理由は。


そのひとつが塩分の過剰制限です。


食塩は塩素とナトリウムからできています。


食塩を多く取ると血液中のナトリウムが増えます。


海水は、真水より“氷”結しにくいことからも、ナトリウムは元来、保温性があります。


カロリーゼロでも体を温める作用があるので、今のように暖房設備が発達していなかった厳冬の東北地方では、たくさんの塩分が取られたのです。


約100種類のミネラルを含む自然塩を取れば、ますます新陳代謝が促され、さらに体温を上げる。


過剰な減塩ではこれらが期待できませんから、「冷え」を招いてしまう。


ナトリウムには周りから水分を引き寄せる作用があり、血液は水分のため、血液の総量が増えます。


結果、心臓は力を入れて押し出さなければならず、血圧が上がります。


塩分摂取量の多い東北地方で高血圧が多いのはそのためです。


繰り返しますが、寒い地域で塩分摂取量が多いのは、塩の体熱上昇効果を得ようとする本能の求め。


もし本能にあらがい塩分を制限していたら、高血圧や脳卒中を発症するずっと前に「冷え」から起こる免疫力低下によって、肺炎、結核、がんなどで命を落としていたでしょう。


かつ、寒い地域の人々の高血圧の原因は塩のみにあらず。


冬の間の運動不足、新鮮な野菜の不足、厳しい寒さによる血管収縮などが血圧上昇に関与しているとみています。


塩だけを敵視するのは間違いです。


私は1977年からの15年間、コーカサス地方を4度訪問し、長寿食を主眼に研究を重ねました。


長寿者たちと食卓を囲んだとき、度肝を抜かれたのが塩分量です。


食卓に欠かせないのが岩塩が入った壺。


塩味の利いたパンやチーズ、果物にまで塩を振りかけて食べる。


そんな長寿者の血圧は平均180~200㎜Hgとかなり高い。


長寿者にとっては高血圧こそが健康長寿につながっていた。


血圧とは、全身の細胞に血液で栄養や酸素を送る力です。


山岳地帯で寒冷な氣候、100歳になっても農作業に明け暮れる日々。


老化による動脈硬化で縮んだ血管に血液を通し、60兆個の細胞へ栄養や酸素を送るには心臓がパワフルに活動しなければならず、それゆえの高血圧だったのです。


──脳卒中を起こさないのが不思議です。


私もそう思い、当地の長寿研究所の教授に疑問をぶつけました。


答えは、こうです。


塩分は体温を上昇させ、氣力・体力を充実させる作用があり、健康維持に最も重要な栄養素。


しかし、体内にため込むと生活習慣病の原因となる。


塩分の健康効果を享受するためには、労働や運動で汗を流し、不要な塩分を体にためず、速やかに排泄すること──。


長寿者たちは、畑作業や家畜の世話、狩りで日々体を動かしている。


結婚式や友人の家に招かれたときは歌って踊る。


単に塩分を取るだけではない。


筋肉運動や友人らとの交流が加わって健康長寿につながっているのです。


■実践する健康法は?


 ──経験に基づいた健康法をまとめた「石原医学大全」(青春出版社)を先月出版されました。



私が医者になった約50年前から比べると、医者の数は13万人から34万人に増え、「医学の研究は長足の進歩をした」とされるのに、病氣になる人は減るどころか増えている。


2022年度には過去最高となる46兆円もの医療費を消費しているのに!


塩分についてもそうですが、「1日3食」「動物性タンパク質の摂取を」など、世の中の常識となっている健康法は本当に正しいのか。


私は著書や講演で常識を否定し続けてきて、同業者から批判を受けることも度々でしたが、クリニックやサナトリウムには、“常識”では不調が改善されなかった患者さんが引きも切らずやって来られる。


彼らが口を揃えて言うのは、サナトリウムで「氣持ちいい」「おいしい」と思うことをやっていたら「調子がよくなった」ということ。


それはすなわち、体の声に従った生き方や食べ方です。


常識に惑わされず、本能に従ってほしい。


「石原医学大全」にはそんなメッセージを込めました。


 ──最後に、実践している健康法について教えてください。


基本は、体を温める、そして空腹。


3食満腹まで食べていると血液は胃腸に集中し、そのほかの臓器が満足に働けず、筋肉への血流も不足して体温が下がります。


月曜日は断食で、ニンジンリンゴジュースやショウガと黒糖入りの熱い紅茶を飲むだけ。


火曜日から日曜日までは、朝はニンジンリンゴジュース2杯、昼は熱いショウガ・黒糖入り紅茶。


時にポテトチップスやえびせんをつまむことも。


そして夜は好きなものを好きなだけ。


ビールや焼酎、ワインなどアルコールも好きなだけ飲む。


空腹感もなく、むしろ仕事がはかどります。


週4回、1回につき10キロのジョギングと、週2回、50~100キロのバーベルを使ってのウエートトレーニングもやっています。


1年間365日休みなく働いていますが、ここ40年間病氣ひとつしたことがなく、健康保険証は全く使っていない。


血液検査の結果はオール「A」です。


<転載終わり>


石原医師がここで言う「塩」とは、精製塩ではなく、ミネラルが豊富な自然塩・天然塩のことです。


「高血圧の人は減塩」と言うのは、間違った常識だったのです。


塩を食べて身体を動かしていれば、高血圧でも氣にすることはなかったのですね!


私も高血圧の氣があるため、かなり安心いたしました。


減塩で美味しくないお料理を無理に毎日食べなくてもいいのは嬉しいですね!


石原医師は、運動もしっかりされていて、断食もして体内酵素を温存されているから、75歳でもお元氣なのですねー!


たくさんの方々に、世の中の常識は『非常識』であることを知っていただきたいです。


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