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とうとう始まった、燃料棒取り出し

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本日午後3時18分から、福島第一原発4号機の使用済み核燃料プールで、とうとう燃料集合体を保管用のラックから取り出す作業が始まりました。

暗黒夜考さんより

いよいよ開始される4号機核燃料棒取り出し作業 ~固唾を呑む世界各国、能天気な日本~

いよいよフクシマ原発4号機燃料プールからの核燃料棒取り出し作業が開始される。

日本の将来を左右しかねない重大な作業にも拘らず、当の東電は万全の準備をすることなく、直前にまったく緊張感の感じられない予行演習をしたのみで不安極まりないという体たらくぶりであるが、指導的役割を果たすべき政府・経産省(原子力規制委)も同様、一体何を考えているのだろうか?という能天気ぶり対応である。

そして何より心配なのは、4号機燃料プールに損傷した燃料棒が3本あり、現時点で東電はこれを如何にして取り出すかについて何ら具体策を持っていないという点である。

さらに1号機に70本、2号機に3本、3号機に4本の損傷した燃料棒があることが明らかとなっており、改めてフクシマの収束が如何に困難を極めるかが思いやられる次第である。

それにしても万一のことがあれば日本全土、そして北半球が未曾有の放射能汚染に晒される恐れがあるというのに、この国は何と呑気な空気に包まれているのであろうか?

それもこれも、政府や大手マスコミが4号機燃料プールからの核燃料棒取り出し作業を”矮小化”してきたせいであることは言わずもがなであろう。

ロシア・トゥデイが指摘しているように、「今回の作業が極めて過酷で危険な作業であり、1つでも誤ちを犯すと恐ろしい量の放射線が大気中へと放出され、当初の災害よりも多数の爆発を引き起こすことになる」という事実を国民一人ひとりが認識しなければならない話である。

ここに至っては無事にすべての核燃料棒が回収されることを祈るよりほかないのやも知れないが、「やれるだけのことはやった」という実感が全く持てない中で、こんな危険な作業が開始されることに改めて強い憤りを感じる次第である。

最後に、皆さんに是非とも認識しておいていただきたいことは、311直後同様、万一の事態が発生したとしても政府も東電もその事実を隠蔽し、一般市民への避難勧告が適切になされることなどまずもってないということである。

即ち、万一の際は国民の安全・生命よりも国体の維持が優先され、SPEEDIによる放射性物質の拡散予測が周辺住民の避難に活用されることなど期待するだけ無駄ということである。

兎にも角にも、18日以降、いざという時に備え、よくよく耳を澄ませて福1の状況を見守ることが肝要であろう。

<転載終わり>

何かあった場合も、私たちには知らされない事が予想されますので、今後は「ホワイトフード」さんからの放射線量情報をチェックしていくのがいいと思います。

真実を探すブログさんより

燃料棒や燃料プールの落下で放射線量が上昇した場合、警報メールを配信するシステムを作りたい!


無事に作業が遂行できることを祈ります。


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