タイの携帯電話会社のCMが、YouTubeに公開されるやいなや世界中から大反響を呼んでいます。
「ロシアの声」でも取り上げられているくらいです。
タイ、世界で一番感動を呼ぶ動画が人気絶大
この動画の閲覧履歴はすでに900万回を越えた。多くのユーザーが涙を流し、繰り返し見たとコメントしている。
☆☆☆
今や、1000万回を超えていました。それが、こちらの動画です。
英語の字幕がついていますが、あらすじが分からない方はこちらをどうぞ。
カラパイアより
最高の倍返し。あの時のことずっと忘れない。気のいい食堂のおじちゃんが教えてくれたこと。
舞台はタイの小さな商店街。そこで1人の子どもが薬屋で盗みを働いた。
奪ったものは痛み止めの薬と栄養ドリンクだ。「なんでこんなもの盗んでくの?」 薬屋のおばちゃんは声を荒げる。
「まあまあ」 そこに止めに入ったのは食堂のおじちゃんだ。「お母さんにあげたくて・・・」 うなだれる少年。
「お母さん病気なの?」 食堂のおじちゃんがそうたずねると、少年はコクンとうなずいた。
おじちゃんは、おばちゃんに薬代を支払い、娘に店の野菜スープをもってこさせ、少年に渡した。
気まずさからおじちゃんに渡された薬とスープを奪い取るように走り去っていった少年。
そして30年後。
気のいい食堂のおじちゃんは、困っている人を見ると放っておけないようだ。ホームレスに店の食品をわけてやる。
ほら、もってきな。
ところがそんなおじちゃんの身に不幸が襲い掛かる。
病に倒れ、頭を打ち、重体となる。
治療費は高額だ。日本円にして246万円。タイの物価でこの金額は相当なもの。
どうしても父親に治療を受けさせてやりたい。
娘は家を売る決断をする。
娘はいつものように父親の看病をしていた。疲れていてすこし眠ってしまったのかもしれない。気が付くとベッドの上に手紙が置いてある。
それは医療費の明細書だった。まだ支払っていないのに残金が0になっている。そこにはこう書かれていた。
「支払いは既に30年前にいただいております。痛み止めと野菜パックです。」
娘は記憶の糸をたぐり寄せた。
そう。あの時のあの少年。
父親を今、担当してくれているあの医師は、あの時のあの少年だったのだ。
<転載終わり>
CMだと分かっていても、いいお話ですね。3分ほどの動画なので是非ご覧になって下さい。
タイでは、このような感動のCMが多いそうです。
私は、こちらの動画の方が泣けました。
毎日、このような心にグッとくるようなCMを見れて、タイの人はきっと優しくなれるでしょうね。