麻生氏の度重なる失言「またか、で済ませてはダメ」
過去に物議を醸す発言を繰り返してきた麻生太郎財務相が、日本の新型コロナウイルスによる死者数が欧米諸国より少ない理由を「国民の民度のレベルが違う」と述べた。
外出自粛が効果を上げたと誇りたかったらしいが、アジアの中では日本の死者数は多い。
「欧米諸国の民度が低い」とも取られかねず、「軽率すぎる。『また麻生氏か』で済ませてはいけない」との声が上がる。
発言が出たのは、四日の参院財政金融委員会。
自民党の中西健治氏が、都市封鎖したフランスなどと比べて日本は緩やかな統制で感染を抑えたとし「自由を守り続けてきたのは価値が高い」と持ち上げた。
答弁を求められた麻生氏は、外国から電話で問い合わせがあったとした上で「『おたくとうちの国とは国民の民度のレベルが違うんだ』って言ってやると、みんな絶句して黙る」と応じた。
5日の記者会見で発言の趣旨を問われ、「(他国を)おとしめるというのは違う」などと釈明した。
札幌医科大の調査によると、4日時点の人口百万人当たりの死者数は、日本は7.1人。英国(585.2人)、フランス(444.6人)、米国(323.8人)より圧倒的に少ない。
一方、アジアで比べると事情が異なり、韓国5.3人、中国3.2人、台湾とタイは1人未満にとどまっている。
そもそも、死亡率だけで対策の優劣を判断するのは難しい。
同大講師の井戸川雅史医師(ゲノム医科学)は「国ごとに衛生環境が異なる。日本の死者数が欧米より少ない理由は科学的に明らかになっていない」と説明する。
麻生氏の失言は枚挙にいとまがない。
昨年2月に福岡県で開いた国政報告会で、少子高齢化について
「年寄りが悪いみたいなことを言う変なのがいっぱいいるが、間違ってる。子どもを産まなかった方が問題だ」と発言。
2013年7月には改憲の手法を巡り「ナチスの手口を学んだらどうか」との暴言が出た。
7年7月には日本と中国とのコメの価格差を「アルツハイマーの人でも、これくらいは分かる」と語っている。
今回の発言を政治アナリストの伊藤惇夫氏は、外相も経験した麻生氏が人々の生活や文化の程度を示す「民度」という言葉を安易に使った点を問題視する。
「国会で言ったのが驚きで、閣僚辞任ものだ。海外で国際社会への挑戦と取られ、日本に厳しい目が向けられる可能性もある」
伊藤氏は、度重なる失言から見える麻生氏の資質を「居酒屋での雑談のようなべらんめえ調子で話し、内輪話なら楽しく、座談の名手ともいえる。
だが、公私の区別をつけられない」と切り捨てる。
吉田茂元首相を祖父に持ち、福岡の実家が財閥という出自も影響しているとする。
「恵まれた環境で育ち、発言を注意されたことがなかったのだろう。弱い立場にある人々への想像力が働いていない」
駒沢大の山崎望教授(政治理論)は「国内で飲食店の閉店や倒産が相次ぎ、失業者も増えている。
麻生氏はそうした苦しんでいる人々に意識が向いていない。
だからあんな発言が出てくる」と批判し、こう主張する。
「麻生氏が舌禍を繰り返しても安倍首相は責任を問わず、国民の間には『麻生氏だから』とあきらめのような雰囲氣が生まれる。
このこと自体が長期政権の弊害だ。発言を不問にすれば日本の民度こそ問われる」
<転載終わり>
失言で辞任した大臣は結構いるのに、麻生さんはいつも辞める氣配はありません。
麻生氏と安倍氏の共通点は、有名な元首相の孫と言う世襲議員であり、無勉強の上、何もお金に苦労していない坊ちゃん育ちで、庶民の氣持ちを微塵も理解しようとしていない所にあります。
この2人がツートップで君臨しているのが、我が国の悲劇です。
安倍首相が、コロナ対策を何もしていない事は、外国にもバレバレになっているようです。
安倍首相はコロナ対策で失敗。アジアの中で最悪
「世界3大投資家」の一人とされるジム・ロジャーズ氏の本誌連載「ズバリ予言2020年、お金と世界はこう動く」より。
今回は、日本のコロナ対策が失敗した根深い問題について。
新型コロナウイルスの感染拡大を防いだアジアの国々は、世界から称賛されている。
この30年、アジアは西洋諸国よりも経済的に成功してきた。
日本や中国を筆頭に、台湾、韓国、シンガポールなど多くの国が経済を発展させた。
50年前、欧米にとってアジアは取るに足らない存在に過ぎなかったが、世界は変わったのだ。
新型コロナに関しても、政府の発表した数字を信じれば、アジア諸国の対応が抜きんでていた。
私は、どんな政府の発表でも疑いの目で見る。だから、政府発表の数字ではなく事実に目を向ける。
そうやって疑いながら見ても、中国が国を開き始めたことは確実だ。
人々はダンスに通い、レストランに出かけるようになった。通りには人々が歩いている。
アジアの国々は、西洋諸国より早く国を開き始めたことは間違いない。
しかし、私が得ている情報の限りでは、日本はとても「うまくやっている」とは言えない。
安倍晋三首相は、新型コロナ対策で何か有効な手立てを打ったようには見えない。
指導力を発揮できない間に、日本国内の状況は悪化していった。
なぜ、日本人はPCR検査を受けることができなかったのか。
米国でも、感染拡大初期にPCR検査を受けられないという問題があった。それは、検査キットが不足していたからだった。
一方、日本で検査キットが不足していたという話は聞いたことがない。それでもPCR検査を受けられない人がたくさんいた。
理解できないことだ。
私に言えることは、結果だけだ。
人口あたりの死者数でも、アジアの中では日本は最悪の部類に入る。
結果だけを見れば、日本の対応は韓国より良くないということになる。
読者の中には「なんてひどいことを言う」と思う人がいるかもしれない。
だが、誤解しないでほしい。中国や韓国・台湾はウイルスの感染拡大をコントロールできているように見える。
日本はまだその状況までは至っていない。そのことを私は言いたいのだ。
なぜ、日本は新型コロナ対策でうまくいかなかったのか。安倍首相がリーダーシップを発揮できなかったことは、もちろん理由の一つだろう。
しかし、本当の背景には日本が抱える根深い問題があるように、私は感じる。
私の印象では、日本社会は柔軟性に欠ける。しかも、それは年々ひどくなっているように思える。
〜略〜
日本はいろんな意味で私が最も好きな国の一つだ。だからこそ、私は日本の未来について誰よりも心配している。
<抜粋終わり>
なぜ、欧米諸国に比べ、アジア圏の感染者が少ないのかは未だ謎です。新型ではない従来のコロナに既にかかっていたからなのかも知れません。
けれど、コロナの感染拡大を封じ込められている所は、検査をしっかりやっているのです。そして、感染者を完全に隔離することに成功しているのです。
武漢は、全住民の990万人にPCR検査を実施して、19日かかって無症状の陽性反応者300人を見つけ出し隔離しました。
北九州市で感染者が多いのは、検査を多くやっているからです。そうすれば、やがて、和歌山県のように検査が功を奏すのです⬇︎
仁坂知事は当初から感染の封じ込めに力を入れ、和歌山県では新型コロナの新規感染者だけではなく、県内の患者数がゼロになりました。
仁坂知事が何をやったかと言えば「ちゃんと検査をして、選別をし、陽性者を隔離した」のです。
2月当時、国は検査基準として「37.5度以上の発熱が4日以上」「強いだるさ、息苦しさ」をあげていましたが、仁坂知事は「早期発見が重要。国の基準に従わない」と表明。
濃厚接触者を優先的に検査し、県内すべての肺炎患者と、無症状でも感染可能性がある人全員を対象に600人以上の検査を実施しました。
早期に徹底的に検査を行ったのが抑え込みのカギとなりました。
<抜粋終わり>
流石です。
このようなやり方をしない限り、感染者が増えたらまた自粛をしなければならなくなります。
感染者をしっかり見つけて隔離すれば、感染していない人は、自由に出歩けるという事です。
今のうちに、検査体制を整えておかなければ、秋冬に再び流行した時に、日本は立ち行かなくなります。
検査もただ闇雲にやるのではなく、ノイズを減らした上でPCR検査をやらなくては、偽陽性の人が増えてしまい意味がありません。
500人分をいっぺんに検査できる精密機械を使うと良いでしょう。
新型コロナウイルスは、唾液に多く含まれている事が判明したので、唾液による抗原検査や抗体検査を10〜20人分をまとめて検査するのとPCR検査を組み合わせてやれば、さらに効果的です。
感染者が多い地域を集中的に検査するのです。
アラートを出しているだけではダメなのです。
無症状の感染者をいかに早く見つけるかにかかっています。何故なら、症状が出る3日前くらいから人にうつす事が分かって来たからです。
皆んながコロナに自然にかかってしまえば収束するという集団免疫獲得法がありますが、今回のコロナには向きません。
たとえ、感染が軽症だったとしても大きな後遺症が残るからです。免疫を獲得するにはダメージが大き過ぎます。
新型コロナウイルスの感染によって肺線維症が起きてしまうと、その後の回復に大きな影響が出てしまうのです。
病院から退院した後も発熱や倦怠感、肺の痛み、湿疹などの発生は続き、味覚・嗅覚の異常はなかなか治らないそうです。
無症状の感染者が、免疫のない高齢者の方にうつし、高齢者の方が重症化してしまわないように、感染者を早く封じ込めることが重要なのです。
季節性インフルエンザで亡くなる人の方が多いのに、何故コロナウイルスの方が怖いのかと言うと、まだよく分からないウイルスであるのと、コロナにはまだ特効薬がないからです。
けれど、もしかしたらこの薬が効くかも知れません⬇︎
■ ヒドロキシクロロキン コロナ治療に効果なしとする論文を撤回
トランプ大統領も自分で飲んで人体実験をしているという「ヒドロキシクロロキン」。
安価な薬なので、これで治ってしまったら困るとばかりに、WHOが躍起になって副作用を強調したり、効かないことを証明しようとしていますが、「治療に効果がないとは言えない」という結果になってしまったようです。
実際、江戸川病院でヒドロキシクロロキンを投与したところ、多くの重症患者が6日目までに劇的に改善をしたそうなのです。
もしも、この薬が本当に効果があるならば、朗報になりますね。コロナも怖くなくなります。
君に届け!滑稽新聞@空気を変える@akasakaromantei
本日のトレンド「断腸の思い 申し訳ない思いでいっぱい」→横田滋さんが死去したことを受け、安倍首相は「申し訳ない思いでいっぱいだ」と目に涙を浮かべながら述べました。そんな安倍さんの悔しい「思い」が、痛いほどよく分かる動画をど… https://t.co/ykhJxvothY
2020年06月06日 02:22