四角錐の形をしていて直線で構成されたピラミッドが多い中、ウシュマルのピラミッドは女性的な丸みを帯びたフォルムで、「貴婦人のスカート」とも称されています。
優美なだけでなく、安定的でどっしりとした迫力を感じるピラミッドです。
このピラミッドも、マヤの多くの建造物のように神殿の上に神殿を造るという事が繰り返されて現在の形になっています。
6世紀頃から少なくとも5回の建設が繰り返されたそうです。
そして、ピラミッドの階段の両脇にはいくつもの雨の神「チャック」がはめ込まれており、頂上の神殿入口も大きな「チャックの顔」になっています。
象の鼻のような「チャック」神⬇︎
「尼僧院」は、世界遺産のウシュマル遺跡でも見どころの一つになっています。
約45m×65mの中庭を囲むように東西南北の方向に四つの細長い建物が建っていて、スペイン人が母国にある「尼僧院」に似ていることから付けた名前だそうです。
実際には神官など身分の高い人の住居だったようです。
「双頭のジャガー像」は、人と神を表しているそうです。
「総督の館」は、ウシュマル遺跡の中で一番大きく、26もの部屋と大広間が3つもあり、ウシュマルの行政庁だったと推測されています。
象の鼻のチャック神⬇︎
そして、現存するマヤ建築の最高峰と言われる「切石モザイク」の建築物であり、あまりに立派な事から「総督の館」とスペイン人が勝手に名づけたようです。
マヤアーチ⬇︎
そして、高さ12mのテラスからは美しい「魔法使いのピラミッド」を眺める事が出来ます。
そこからの眺めは、ピラミッドというよりお城のような感じでした。
乾いた大地に暮らす人々にとって、何より大切だったのは水で、亀は水を連想させるものとして神格化されていたようです。
隣りの「グランピラミッド」にも登りたかったのですが、集合時間が近づいていた為、「魔法使いのピラミッド」前に戻ることにしました。
よく見るとピラミッドの前に何人かが座っています。
ツアーのメンバーたちでした。
全員集まるまで、そちらで靴を脱ぎアーシングとグランディングをすることにしました。
ピラミッドのエネルギーを受けて、とても氣持ち良かったです。
お月様と太陽とピラミッドのコラボ?
「グランピラミッド」も登って来たヒデさんも帰って来ました⬇︎
最後に、ケツァールの儀式を。。ちゅちゅんがちゅん、とな(笑)
思い出深い「ウシュマル遺跡」となりました。
「メキシコの旅」は続きます。