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危機一髪の脱出 コスタリカ

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神戸旅行のため中断していた「コスタリカ・メキシコツアー」報告を再開いたします。

前回は、アレナル火山に別れを告げたあたりで終わっていましたね。




その後、私たちはマヌエルアントニオへ移動しました。

途中、「カララ国立公園」近くのタルコレス川に野生のアメリカクロコダイルがいるとの事で立ち寄ってみました。



橋の上から見るだけなので安全です。


コスタリカでは、海でサーファーがワニに襲われるという「クロコダイルアタック」なるものが起きているそうです。


よく見ると、ワニの鼻って宇宙人みたいよ!ほらっ⬇︎


「何か言ったぁ?」ギロリ。

ワニが大きく口を開けるのは、体温を下げているんだそうです。その間に鳥がワニの口の中の掃除をしてくれます。



その夜は、マヌエル・アントニオ国立公園近くのホテルで一泊。

それぞれの部屋ごとに、ハチドリのカラーが違うのです。おっされ〜!

夜、エアコンか空調のプロペラかの音がうるさくて両方とも止めたのですが、音は鳴り止まない。

あれ?おかしいなと思い外に出たら、土砂降りの雨でした。雨の音だったのね。


そして、そろそろ寝ようと照明のスイッチに手を伸ばした瞬間、すごい爆音と共に電氣が消えてしまいました。

近くにカミナリが落ちたようです。

そんな時こそ!と持参したソーラーランタンを得意氣に取り出し、「トイレに行く時はここのボタンを押してね。」と同室のサラさんに説明して、さぁ寝ようとベッドに入って数分で、電氣が復旧しました。

ランタンが使えなくて、ちょっとガッカリ。

翌朝は、マヌエル・アントニオ国立公園の散策が待っていました。

ホテルから歩いて行けるので便利でした。

シロカオオマキザルがあちこちにいました。人間のそばまで平氣でやって来ます。


トカゲが木から木へジャンプするのを初めて見ました。

アノールトカゲ(ジャンピングトカゲ)⬇︎

ヘルコニア・マリアエ⬇︎

国立公園の中にはビーチがあり、私たちは海水浴を楽しみました。氣持ち良かったあ!



ヒデさんが、持って来た法螺貝を海水で禊ぎ、ちょっと鳴らしたら、監視員がすっ飛んで来ました。

ここの海で法螺貝を吹くのはダメだそうです。。


この頃になるとイグアナは、もはや「居て当たり前」の存在となっていました。


国立公園の目玉は、何と言ってもナマケモノでしょう。


広い国立公園の中、見つけるのはなかなか大変でしたが、いました!


「ミツユビナマケモノ」のようです。笑っているような顔が特徴です。


ナマケモノは、毒素の強いセクロピアという木の葉っぱを食べているそうです。


他の動物が食べない葉であるため、他の動物と食物を取り合う必要がないのですが、その毒素を分解するためにかなりのエネルギーが必要になるそうです。


セクロピアの葉を食べてから便にして排出するまで、約50日を要するため、活動するエネルギーを抑える必要があり、あまり動かないようになったようです。


この真ん中の葉っぱの中にいる動物は何だと思いますか?


コウモリでした!


私がマヌエル・アントニオ国立公園の中で一番感動したのは、モルフォ蝶が飛んでいるのを見れた事でした。

それはまるで、まばゆい青い光が踊っているようだったのです。すごい綺麗でした。

その時ほどではないのですが、別のシーンがちらっと撮れました。




その他の動物たちは過去記事でどーぞ⬇︎

その後、ホテルで荷造りをしてから、サンホセ空港へと移動です。

いよいよコスタリカともお別れの時が近づいて来ました。


コスタリカで最後に寄ったレストラン。眺めも最高!


ガイドのゴジ・ツアーズ山ちゃん⬇︎


私たちは、これからメキシコへと出発するのですが、5日間も共にすると、おふたりとのお別れが辛いです。

運転手のアレックスさん山ちゃん⬇︎

最後まで陽氣なアレックスさん⬇︎

ナマケモノに似ていると言われている山ちゃん⬇︎

ほんとにいい方たちでした。お世話になりました。また会いたいな!

後ろ髪を引かれる思いでコスタリカを後にします。

空港では、メキシコに行ったら、「何か買う時は値切らないとダメだよ」とか言われ、トビーさんに「スペイン語で何て言うの?」と聞いていたのでした。

トビーさんが持参していた翻訳機で調べたら、「割引きしてください」は、ディスクゥエント

ポルファボール」と言えばいいと分かったのでした。


この事が、後でとんだハプニングになるとは、その時は予想だに出来ないのでした。


そうこうするうちに時間となり、私たちは手荷物検査場へと急ぐのでした。


そしたら、私の前でヒデさんが検査員の前で手荷物を開けていました。


取り出したのは法螺貝!


ヒデさんが「マジ?法螺貝ダメだって。。」


どうやら、自然のものなのでコスタリカから持ち出してはいけないと言われたそうです。


あきらめて下さい!とも。


そんなあ!!ヒデさんは、インドでこの白いシャンカ(法螺貝)を手に入れてから、あちこち一緒に旅をして、聖水や海水で禊ぎをして、法螺貝を吹いては各地を浄化して回って来ていたのでした。


沖縄の伊平屋島の聖水で法螺貝を清めているところ⬇︎


ここで、法螺貝を取り上げられたら、共に旅することが出来なくなります。

法螺貝の一大ピンチ!!

ヒデさんは長老なのでどっしり構えていましたが、私たちは黙っていませんでした。

ディスイズ ミュージックプレイヤー!!
ヒーイズ ミュージシャン!!
ディスイズ ベリーベリーインポータント!

たどたどしい英語で、身振り手振りで必死に訴えたのです。

そしたら、騒々しいのを察知して、奥から女性の監視員さんがやって来て、こっちへ来て下さいと言われたのでした。

そのカウンターでヒデさんと監視員さんが話していると、「早くしまっちゃって下さい!」と言われ、カバンの中に法螺貝を突っ込んでいるのが見えました。

良かったあ!!

皆んなが喜んでいる瞬間、トビーさんが監視員さんの横で翻訳機を床に落っことしたのです。

「割引きして下さい!」

こともあろうか、こんな感動的な場面でいきなりあのフレーズが響き渡ってしまったのです。

まるで、裏取引きしてるみたいじゃん。

これには、全員大爆笑でした。

こんなオチがつくなんてね。

でも、法螺貝が無事でホントに良かったです。

ひと安心したところで、私たちは次なる聖地メキシコへと向かうのでした。

続く。。

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