ここからは、世界で最大級の謎を残す古代遺跡プマプンクについてまとめていこうと思います。
中でも1番興味深いのがこちらの石です⬇︎
ヒストリーチャンネルの「古代の宇宙人」から画像をお借りします。
ボリビアのアンデス山脈の山々に囲まれた古代遺跡ティワナクのほど近い場所に「プマプンク」はあります。
プマプンクほど、多くの謎を残す古代遺跡は他にないと思います。
私が今、一番訪れたい場所のひとつです。
何が凄いって、まずはこれをご覧になってください。
標高約3700mの高原砂漠に、世界最大規模の巨石が転がっているのです。
最大のものは、長さが8m近くで、重さは100トンを超えています。
そして、まるで、プレハブ工法の建材に使われたかのようなH型ブロックがたくさん並んでいるのです。
しかも、その精度は非常に高く、現代でも加工するのが難しいほどの高度な先進技術が用いられているのが特徴です。
そして、すみにはまるで電動工具のドリルを使ったような小さな穴が、溝の中に等間隔に開けられているのです。
この遺跡は、1万5千年前のものと考えられていますが、原始時代の人々が作ったとはとうてい思えません。
なので、宇宙人の関与があったのではないかとも考えられています。
あるいは、その頃の古代人はそれだけの知識と技術を有していたということでしょうか。
現代のレーザー加工機や、ダイヤモンドカッターを使って、プマプンクの石を切断してみたそうです。
顕微鏡で見た3つの断面の比較がこちら⬇︎
レーザーによる切断面にはガラス化作用が起きており、ダイヤモンドカッターによる切り口には、丸い工具の跡が残っており、古代人が切断した箇所には全く別の工法が用いられているとの見解が示されました。
そして、プマプンクがさらなる謎を呼んでいるのは、この古代遺跡がまるで大きな力に破壊されたかのように、崩れて打ち捨てられているからです。
この地に一体何が起きたというのでしょう。
古代人はこれだけの技術力を持って、何を作ろうとしていたのか、そして、それがどうしてこんな姿になってしまったのか。
この巨石はどこからどうやって運ばれて来たのか。
現代の考古学では、誰ひとりとしてその謎を解き明かした人はいません。
私は、以前にも書きましたが、その謎に挑んでみました。
次回に、再びその仮説をお知らせしたいと思います。
<続く>