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ニュージーランドの先住民族と一体になる

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ニュージーランドでタネ・マフタに会った私たちは、ワイタハ族の方々が待つマラエ(集会所)に向かいました。

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マラエとは、ニュージーランド各地にあるマオリ族やワイタハ族のコミュニティ施設であり、そのマラエを中心に祝い事、葬儀、教育、その他の重要な部族の行事が行われているそうです。

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マラエは特定の部族や家族の施設で、敷地内には美しい彫刻の施された建物が立っているとの事ですが、実際に目にするまでは、どのような建物なのか想像も出来ませんでした。

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バスに驚き、慌てて逃げる牛さん。

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そして、ようやくマラエに到着です。

マラエはとても神聖な場所なので、初めて訪れる訪問者は、正式な歓迎の儀式を行わないと中に入ることは出来ません。

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建物の中へ入るには、靴を脱ぎ、食べ物は一切持ち込む事は出来ません。内部は撮影も不可です。

私たちが、うやうやしくマラエに入ると、中で全てのワイタハ族のファミリーが出迎えの挨拶を、私たちひとりひとりと交わしてくれました。

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彼らの基本的な挨拶は「ホンギ」と言うらしいです。

「Kia Ora(キヨォラ)」と言いながら、お互いのおでこをくっつけ、鼻と鼻をこすり合わせるのです。

お互いの鼻が触れることで「生命の息吹が宿る」とされ「相手と一体になる」ことができるようです。

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その後、ぎゅーとハグしてくれて、おヒゲがチクチクするおじさまも何人かいらっしゃいました。

こんなたくさんの方々と、順々にハグした経験は初めてです。

すごい歓迎だなあと思いました。

この儀式によりマラエの人々と一体になれるのです。

マラエは、カヌーを表しているそうで、内部も彫刻が素晴らしかったです。

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そして、驚くことに、その神聖な建物の中で私たちはワイタハファミリーと共に寝泊まりすると言うのです。

ワイタハファミリーは、マラエで暮らしているわけではなく、大切な行事の時に寝泊りするそうです。

その日から4日間、皆が同じマラエ内にマットレスを敷いてその上に寝袋にくるまれて眠り、ダイニングホールで共に食事をするという共同生活が始まりました。

翌日は、丸々1日、マラエの中でセレモニーをしたり、講話や歌やダンスをして過ごしました。

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中でも、岡野弘幹さんのインディアンフルートやシャーマンドラムの演奏にはしびれました。

岡野さんは、中山康直さん川島伸介さんとも親交が深く、話が弾みました。

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まるで、私たちを乗せたカヌーが宇宙を飛んでいるかのような錯覚を、皆んなが覚えたのでありました。

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夜中に外へ出たら、満点の星!!

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何と!オリオン座が逆さま!!

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ああ、ここは南半球だった!と再認識したのでした。

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真ん中の方は通訳の方⬇︎
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中でも私を喜ばせたのは、リッキーさんと言うイケメン♡

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私は、この写真をどれだけの人に送ったことか(笑)

「ついに、ニュージーランドで彼氏が出来たよ!! 」と(笑)。ウッソ〜!

でも、実際リッキーさん、花嫁募集中だそうです。

ポロハウ長老さんの義理の息子さんで、長老は逆玉希望だそうです(笑)

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なかなか出来ない体験でいっぱいのニュージーランドなのでした。

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続く。。

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