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口内細菌は万病の元!凄いぞ!「ロイテリ菌」

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昨年の9月に「モーニングショー」歯周病菌の特集があり、まとめなきゃと思っているうちに、早9ヶ月。。

そしたら、昨日同番組でさらにバージョンアップした特集がありました。

今度こそ、まとめさせて頂きますっ!

非常に大事なことです。

「歯周病菌はアルツハイマーの一因にもなっている」と言ったら、皆さん驚かれるでしょうか。

「アルツハイマー型認知症」は徐々に脳細胞が死んでいく病氣で、認知症患者の約70%を占めています。

歯周病で発生する「酪酸」は口臭の原因のひとつですが、その「酪酸」が口腔内の傷口から血管の中へ入り、脳の海馬へ流れます。

「酪酸」が「記憶を司る海馬」へ到達すると、鉄分子が過剰に生成され、この鉄分子が脳細胞を破壊し死滅させていくのです。

「酪酸」は、腸の中にある時は大腸を動かすエネルギーとして良い働きをしますが、炎症などにより腸から血管の中に入り込むと様々な病氣を引き起こす原因となるのです。

歯周病は、なんと日本人成人の約80%が罹患していると言われていますので、誰しも他人ごとではないと思って下さい。

歯周ポケットから歯周病菌や毒素が血管へ入ると血管内で炎症を起こします。

すると悪玉コレステロールが発生し、毒素を固めます。

その塊が血管の壁にへばりつき血栓になり、脳梗塞心筋梗塞を起こすのです。

そればかりでなく、ガン・糖尿病・動脈硬化・関節リウマチの原因にもなっています。

photo:07


歯周病がある人は健康な人の2.8倍も発症の恐れがあるそうです。

高齢者の死因の第3位になっているのが「肺炎」ですが、これはマイコプラズマなどの外からの細菌の肺炎ではなく誤嚥性肺炎の方なのです。

肺に入った食べ物に歯周病菌がついていて、肺の炎症を起こすのが誤嚥性肺炎です。

私も病院に勤めていたので、よく知っていますが、これで亡くなる方は本当に多いです。

お年寄りの方は、食事の時だけでなく、就寝中に知らないうちに少しずつ歯周病菌のついた唾液が気管の方に入ってしまい誤嚥性肺炎になる事もあります。

歯周病菌が血管に入り込むと、胎盤を通して胎児に影響を与え、子宮を収縮させ早産低体重児出産の原因の一つにもなっています。

妊娠中は、たばこやアルコールを止める人が多いですが、歯周病菌の影響はその7倍も危険なのだそうです。

また、糖尿病の人は、歯周病になるとますます症状が悪化するそうです。

また、歯周病菌がインシュリンの働きを悪くするため、誰もが糖尿病になりやすくなります。

歯周病の病巣から出てくる炎症性サイトカインというものが、インシュリンの働きを抑制し、脳が膵臓にインシュリンを出すよう命令し続ける事で膵臓が疲弊し、そして糖尿病になるんだそうです。

歯周病は万病の元!

歯周病菌は、女性ホルモンが栄養源になるので、男性よりも女性の方がかかりやすいんだそうです。

妊娠中は、特に女性ホルモンが多量に分泌されるので、歯周病にもかかりやすくなるのです。

photo:06


乳酸を出す虫歯菌と、酸に弱い歯周病菌は共存しにくいそうです。

かと言って、虫歯菌を放ってはおけませんが。。

歯周病の対策として。。

●歯間ブラシ・デンタルフロスを併用する。
●ジェット水流の口腔洗浄器で洗い流す。
●殺菌作用のある唾液をよく出すよう、頬や顎の下をマッサージしたり、舌を口の中で動かす。
●歯ブラシを日光浴させて殺菌。

これが、前回までの放送分のまとめでしたが、今回、もっと素晴らしい対策法がある事が判明したのです!

それが、スーパー乳酸菌「ロイテリ菌」

「ロイテリ菌」とは、多くの善玉菌と共存しまとめる役割があり、特に「口内フローラ」を整え悪玉菌が増えにくい環境にするという細菌の指揮者のような働きを持っています。

毒素が血液の中に入らないようバリアを張っているのが「口内フローラ」で、ロイテリ菌は、虫歯菌や歯周病菌を減らすことが分かっています。

photo:08


広島大学の研究では、虫歯菌を14日間で80%減少させています。

さらに、インド大学の研究で5種類の歯周病菌が21日間で90%減少したことも明らかになってます。

スウェーデンの研究者がヒト由来の新しい菌を求めて探し回り、たどり着いたのが標高4,000mのアンデスの山奥でした。

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(マチュピチュじゃん?)

そこで自然と調和しながら生活しているペルー人の母親の母乳から発見されたのが「ロイテリ菌」だったのです。

「ロイテリ菌」は、予防医療に力を入れているスウェーデンでは、3分の1の病院で推奨・導入されているそうです。

簡単にロイテリ菌がとれるものとして、こんな商品が出ています⬇︎

photo:01


(牛乳使っているので、毎日はどうかな?)

ネットで探すと、たくさんのタブレットやサプリが見つかります。

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歯磨き後の就寝前に1錠をゆっくりとなめながら摂取することで、夜間の歯周病菌の繁殖を1/10に抑える事が出来ます。

虫歯菌や歯周病菌を減少させ、口臭改善の他にアトピーの改善・ピロリ菌の減少・便秘、下痢の改善・免疫力アップなど全身にも様々な効果があるそうです。

「ロイテリ菌」のタブレットは、歯科医からも処方してもらえるそうです。

長くなりましたが、歯周病菌は侮れない事が分かって頂けましたでしょうか。

でも、強い味方がいることが分かり安心いたしました。

皆さんも、是非「口内フローラ」にご興味を持って下さいね!

それから、「ロイテリ菌」と合わせて、是非こちらの歯磨き粉もお仲間に加えて頂きたいと思います。

★食べられる歯磨き粉 バイオペースト

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