昨日は、旧暦の６月で沖縄南部の御嶽（ウタキ）のお祭りの日でした。
私が今回、沖縄に行くことを決めたのは、このお祭りの為だったのです。
この日、斎場御嶽やギーザバンタを訪れた後に、メーヌ御嶽に向かいました。
この御嶽は、宇宙と地上とを繋ぐ御嶽なのでした。
この辺りには、しっかりと地軸が通っているんだそうです。
天描画家の大城清太さんにご案内頂いてメーヌ御嶽に初めてお参りさせて頂いたのは、今年の４月のことでした。
その時のブログ
あれから４ヶ月で、再び訪れる事が出来て嬉しいです。
大城さんのおばさんが、現在のかみんちゅを継いでいらっしゃるのですが、最近では御嶽のお祭りをやる所は少ないんだそうです。
しかし、大城さんの地元は、このように盛大にお祭りを残していて、皆に愛されてさぞかし御嶽も喜んでいると思います。
大人がやっている事を子どもたちはしっかりと見ています。
この伝統をしっかりと受け継いで行って欲しいと思いました。
旗頭（はたがしら）というご神事が始まりました。
通常は、三つの旗を挙げるのですが、風が少し強かった為に一本のみとなっていました。
残りの二本はこちら⬇︎
御嶽の裏側⬇︎
旗を下げる時は、バクチクやドラを鳴らしとても賑やかに盛り上げていました。
お祭りは、深夜遅くまで続くそうです。
これまで沖縄地方の様々な御嶽を訪れましたが、誰も訪れないような場所でひっそりと佇んでいる御嶽もあれば、メーヌ御嶽のように子供たちの笑い声を聞きながら、町を見守ってきた御嶽もある事を知りました。
御嶽にも、様々なお役割があるので、どちらがいいとかは言えませんが、メーヌ御嶽には大きな器を感じます。
町の人々と共に、これからも光を放っていて欲しいと思います。
そして、今回は大城さんともまたお会い出来るので、とても楽しみにしておりました。
大城さんの家が、かみんちゅの家系となってメーヌ御嶽を守って来たのです。
ところが、今、大城さんに異変が起きていました。
腰痛で、天描画が描けないくらい困っているのだそうです。
大変だあ〜！ブルちゃんの出番よー！！
しかし、かみんちゅのおばさんによると、今は絵よりも大事な事があると氣づかせる為、そうなっているんだそうです。
皆んなを助けるお役目が清太さんにはあるんだそうです。
ホントに美男美女♡
2歳の末っ子のしんちゃんは、写真を撮るとちゃんと撮れたかチェックしに来ます（笑）
かわいい〜〜♡
５人のお子さんに囲まれて、本当に幸せそうな大城さんです。
早く腰を治さなくては辛いですよね。
最初、痛がる大城さんのお顔を見たくなくて、ブルちゃんが大城さんを踏み踏みしたがってるのを聞いて、それは却下と言ってたんです。
でも、そうも言ってられなくなって来た。。。
ブルちゃん！出動よーーー！！
何か腰痛に効くものがあったら教えてくださいね！！