嬉しいニュースが入って来ました。
先日、『ストップリニア「異議申し立て」にご協力下さった皆さまへ』と言う記事をアップしたのですが、その補足となります。
皆さまが「南アルプスに穴をあけないで!」という想いで「異議申し立て」の書類を送って下さった事が、新聞記事で取り上げられていました!
中日新聞より
保安林解除に遅れ 大鹿のトンネル掘削、県に反対意見180件
県は29日、大鹿村で進むリニア中央新幹線の関連工事で、トンネル掘削に伴う保安林の指定解除が4月以降に遅れると明らかにした。
最短で29日に解除される可能性があったが、住民などからの異議意見書が約180件提出されたため。
保安林解除の遅れなどで、大鹿村の3カ所で予定される非常口の掘削工事も開始時期が遅れる見通しとなった。
保安林解除の対象になっているのは、村で掘削が計画される坑口周辺の257平方メートル。
工事で木の伐採などをするために、保安林指定の解除が必要になっている。
2月に解除予定が告示され、リニア建設に反対する住民団体などが異議意見書を県に提出した。
提出者に保安林解除の利害関係があるなどの要件が確認されれば、県が知事意見書などを付けて林野庁へ提出する。
同庁が受理すれば、異議を申し立てた人への意見聴取をし、解除の是非を審査する。
JR東海によると、保安林解除の遅れに伴い、小渋川非常口(上蔵地区)の掘削開始予定が本年度中から4月以降にずれ込むことになった。
ヤード整備はほぼ終わっている。
保安林の指定が解除されれば、速やかに作業用トンネルの掘削工事に入る予定だ。
残る釜沢、除山の両非常口(ともに釜沢地区)の掘削開始も遅れる。
釜沢非常口は、工事現場への進入路を確保するために必要な仮設橋の設置に時間がかかるため、今春から来春にずれる見通し。
除山は本年度中から4月以降に遅れるといい、JR東海の担当者は「計画とは時期が違うが、2027年の開業予定に影響を及ぼすことはない」としている。
<転載終わり>
リニア着工は、国策として進められているので何が何でも計画を推し進めようとするでしょう。
それは、JR東海の担当者さんが「2027年の開業予定に影響を及ぼすことはない」と強氣の発言をしている事からも分かります。
しかし、JR東海さんも、まさかこんなに反対が出て保安林解除が遅れる事になろうとは予定外だったのではないかと思います。
工期が少し延びただけかも知れませんが、私たちの想いがちょっとでも報われた氣がして嬉しいです。
小さな小さな「ハチドリのひとしずく」ではありますが、たくさんの想いが集まれば、大火事でさえ消せるかも知れない、と勇氣をいただけました。
この調子で、もっともっと沢山の方々を集い、南アルプスを守って行きたいと思います。
どうぞ、ご協力をお願いします。
★ 大鹿村に住んでいなくても、保安林解除で直接の利害関係がなくても、南アルプスにトンネルが開けられる事は、全国民にとって一大事件なんだという事を、長野県知事さんにお伝えしましょう。★
お手紙の提出期限は4月4日必着です。
宛先は、こちらの記事参照。
ご協力下さった方々にお礼申し上げます。
ありがとうございました!!
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