またまた間があいてしまいましたが、諏訪大社4社巡り「下社秋宮」からの続きになります。
諏訪大社 下社春宮
春宮の拝殿・左右片拝殿も秋宮と同じく、国の重要文化財だそうです。
秋宮と同じ絵図面で造られているそうで、ぱっと見まるで同じな感じです。
だけど、それぞれの建物は、彫刻の技が競われているんだそうです。
一と二の御柱↓
そして、春宮ではかなり重要な場所と思われるのが、↓こちらの「筒粥殿」。
「下社春宮」では、毎年1月14日の夜から15日の早朝にかけて、「筒粥神事」という吉凶を占うご神事が行われているのです。
2011年のお告げは、「三分五厘」でした。
これは、三行半(みくだりはん)という「主から断たれる」意味があり、恐ろしい事態を示唆していました。
神事を行った北島和孝権宮司は「今年の春(2011年の春)に、とんでもないことが起きる。これで、日本は足元をすくわれる。」と言っていたのです。
そして、3月11日、東日本大震災が起こりました。
そのご神事をやっているのが、ここなのです。
「子安社」
↑こちらはお諏訪さまのお母様である奴奈川姫さまをお祀りしていると共に、彼女は安産の守り神としてもお祀りされています。
底の抜けたひしゃくがたくさん奉納されていますが、これは、水が通りやすいようにお産も楽になるようにとの願いが込められているのです。
そして、私たちは「春宮」のすぐ近くにある「万治の石仏」に向かいました。
「浮島神社」
↑こちらは、水の女神さまであられる瀬織津姫さまをお祀りしているものと思われます。
以前訪れた時には、そこで龍笛を練習されている方がいらっしゃいました。
とても、いい音色だったことを鮮明に覚えいます。
「万治の石仏」
この高さ2メートル程の石仏には伝説があります。
諏訪・高島藩主が下社春宮に大鳥居を奉納するため工事を依頼し、石工がこの地にあった巨石にノミを入れたところ、傷口から血が流れ出したそうです。
(ノミの跡は現在でも残っているそうです。)
驚き恐れた石工は大鳥居の造作を止めたのですが、その夜、石工の夢枕に上原山に良い石材があると告げられ、その通り良材を見つける事が出来、春宮の鳥居は完成したとの事。
そして、あらためてこの不思議な石に阿弥陀如来を祀ったと伝えられています。
この石仏は芸術家の岡本太郎氏や新田次郎氏が絶賛していた事でも有名です。
最後に、こまみこさんがご案内下さったのは、諏訪湖のほとりにある「小坂観音院」でした。
「龍光山観音院」とも言い、サワラ並木がきれいに続いている道を行きました。
こちらには、諏訪湖から漁夫の網にかかって引き揚げられたという秘仏・十一面観世音菩薩さまが祀られています。
そして何と、空海さまともゆかりのある場所だったのです!
こちらの観音院の正門↓(東門)は真東を向いています。
春分の日と秋分の日には、太陽が真東から上がって真西に沈みます。
太陽は東の薬師如来さまの白毫から離れて、阿弥陀如来さまの八葉の蓮台に入るといわれております。
春分と秋分の時期、太陽が八ヶ岳から昇ると東門から朝日が差し込み、それと同時に、朝日が諏訪湖に反射して「黄金の道」が映し出され、それらの光がこちらの観音院に入ってゆくのだそうです。
その事を空海さまは知っておられ、大事な場所と理解していたのでしょう。
さらに空海さまは、衆生済度のために「ビャクシン」の木をお手植えされたと伝えられています。
既にビャクシンの樹齢は1200年以上と推定されています。
観音院からは、眼下に諏訪湖が見渡せました。
大自然が作りあげた「ピラミッドアイ」が見えるのは、南東の「辰巳」の方角。
辰巳は「龍」と「蛇」。龍と蛇は同一なもの。
その南東から北西方向に富士山からラインを伸ばすとちょうど「諏訪湖」に当たるのです。
籠目の中から龍が出てくる。。?
ピラミッドアイの後ろの正面から出てくるものは。。?
と、飛鳥さんがこの前意味深な事を言ってました。
これまで隠されていたものが出てくる時代になったのです。
封印されて来た物部、ニギハヤヒ、スサノオ。
そして、諏訪大社はじめ、伊勢神宮や元伊勢、京都祇園、剣山など、日本各地の様々な場所に残る古代イスラエルの痕跡。
私たち、日本人は古代イスラエルに関わりがある事が、いよいよおおやけにされる時が来たのかも知れません。
アトランティスやムーの時代が滅んだ時に、日本からイスラエルの方に旅立った人々が帰って来ていたのです。
その事を、人々がちゃんと理解する時が来たように思えます。
フォッサマグナと中央構造線の交わる重要な場所をしっかりと抑えている諏訪湖と諏訪大社。
年中お祭りをしている諏訪大社は、大社に関わる人々によって、とても大事に御守りされているのが分かり、嬉しく思いました。
これなら、大丈夫だと。
しかし、諏訪湖の汚れがとても氣になりました。
取っても取っても、藻の繁殖力が強いのです。
リンが多い?界面活性剤の影響?生活排水が流れ込んでいるのでしょうか。
何とか、諏訪湖をきれいにする方法はないものでしょうか。
これに関してお詳しい方、教えて頂けると嬉しいです。
とても重要な要の湖なのです。
今回の「諏訪4社巡り」のご報告はこれにて終わりますが、ひとつ課題が残された旅となりました。
そして翌日も、また楽しい所に行ったのでありました。
そのご報告はいずれまた。。