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明日香村の巨石

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私は、本当に古代巨石文明に興味があります。

ピラミッドしかり、ストーンヘンジしかり。

巨石だからこそ、悠久の年月の風化にも耐え、今日まで現存しているのです。

巨石文明の謎
古代文明の謎
シベリアのスーパー巨石

巨石は、我々に何を語っているのでしょうか。

巨石によって、大昔の人々には今の我々が持ち得ていない特殊な技術があった事が分かってしまいます。

遠く離れた場所から、巨石を運んでくる技術。

巨石をいとも容易く積み上げる技術。

レーザー光線で石を切断したかのような技術。

石をくり抜き加工する技術。

石を溶かして、また固めたような技術。。。などなど。

この謎が解明される日を楽しみにしています。

日本にも各地に巨石文明がありました。

奈良の明日香村もそのひとつです。

今日これから京都入りし、明日には明日香村を訪れる予定ですので、予習をしておく事にしました。

やっと念願の明日香村に行けます。

明日香村の巨石

★ 石舞台古墳

photo:01


この石造物は、西暦600年くらいのものと見られています。

30個以上の巨石を積み上げており、その推定総重量は約2300トン。

天井石は、北側が約64トン、南側が約77トンくらいあると言います。

古墳で土で覆われていなく、石組み遺構だけが露出している例は珍しいのです。

photo:02


そして、古墳の中に入ることも出来るのであります。

天井までの高さは4.8m。

この古墳の被葬者は、飛鳥時代に絶対的な権勢を誇った蘇我馬子ではないかと江戸時代から有力視されていますが、真偽は不明。

しかし、クレーンもない大昔にどうやってこんな巨石を積み上げたのでしょうか。謎です。

★ 亀石

photo:03


巨大な花崗岩の形が亀に似ていることから亀石と呼ばれています。

どことなくユーモラスなお顔。

いつ何の目的で作られたのかは明らかではありませんが、平安時代には既にあったと伝えられています。

【亀石伝説】
昔、大和が湖だった頃、湖の対岸の当麻とここ川原の間で喧嘩が起こった。

長い喧嘩の末、湖の水を当麻に取られ、住んでいたたくさんの亀が死んでしまった。

数年後に亀をあわれに思った村人達は、亀の形を石に刻んで供養したそうだ。

今、亀は南西を向いているが、もし西を向き当麻をにらみつけたとき、大和盆地は泥沼になるという。

★鬼のまな板

photo:04


縦の長さ約3メートル、横の長さ約1.5メートルのこちらの構造物も、何の目的で作られたのかさっぱり分かっていません。

★ 鬼の雪隠(せっちん・トイレ)

photo:05


「鬼のまな板」のすぐ近くにある為、それぞれ石室の蓋と底と言われていますが、そうだとすると、石室から落ちているにしては離れすぎている為、謎となっています。

★ 益田岩船

photo:06


益田岩船は、明日香村や高取町との境界に近い山中にひっそりとあります。

長さ約11メートル、幅約8メートル、高さ約4.7メートルの巨大な花崗岩で、重量も800トンから900トンにのぼると推定されています。

その存在は江戸時代にはすでに広く知られていたそうです。

用途はいまなおはっきりしたことは分かっていません。

しかし、あの時代に石をこんな風に加工する技術があった事に驚きます。

photo:07


この二つの穴をよーく見比べて下さい。片方は水が溜まっており、もう片方にはありません。

実は、側面から少しずつ水が流れ出しているのです。

photo:08


このひびにより、建造途中で放棄されたという説が出ています。

益田岩船から南西に、約500メートル行った所に、「牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)」という斉明天皇の真の陵墓とおぼしきものがあるのです。

この「牽牛子塚古墳」の石室は巨石をくりぬいた横口式の穴が2つ並んで設けられています。

上部の穴が側面になるように益田岩船を横に倒すと、「牽牛子塚古墳」と同じようになるのです。

石室に亀裂があるというのは、致命的な欠陥なので、作りかけで放棄した、そう考えるとつじつまが合います。

だけど、作った後この大きさのものを横に倒す氣だったの?。。。

★ 酒船石

photo:09


平らな石の表面に奇妙な幾何学模様の彫刻のある巨大な花崗岩です。

長さ5.5m、幅2.3m、厚さ1m。

酒を搾ったものなどの説がありますが、未だ正体は不明です。

小高い丘の上にあり、溝の角度が夏と冬の日の入りの角度に一致する為、天文観測に使用されていたとの説もあります。

★ 亀形石造物

photo:11


酒船石遺跡のすぐ北西に位置する謎の石造物で、何と、1999年に発見されたばかりです。

全長2.4m、幅2mの亀形をしています。スッポンだと言うことです。

小判型石造物に水が溜まり、不純物は沈殿して、上澄みのきれいな水だけが亀形石造物の頭部から甲羅の水槽部に入り、尻尾へと抜ける構造になっています。

現在は斉明天皇(皇極天皇)の祭祀に関わる遺跡と考えられています。

<以上まとめ終わり>

さて、今日は加藤ますえさんの「長月コンサート」に行って参ります。

photo:10


私、受付にいる事になってますので、参加される方、よろしくね。

そして、もう次の「弥生コンサート」の予約も始まります。

ますえさんの25周年記念なんですって!

来年の事だけど、そちらのご予約もよろしくお願いしまーす!!

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