パドメツアーで皆神山に行ったお話の続きです。
今回のツアーは、メインは皆神山ですが、奈良時代の僧侶「行基」に関係するお寺を巡る旅でもありました。
行基は、僧侶を国家機関と朝廷が定め仏教の民衆への布教活動を禁じた時代に、禁を破り畿内(近畿)を中心に民衆や豪族など階層を問わず広く仏法の教えを説き人々より篤く崇敬されていました。
また、道場や寺院を多く建立しただけでなく、重税と天然痘に苦しむ農民を助けたり、困窮者のための数々の社会事業を各地で成し遂げています。
朝廷からは度々弾圧や禁圧をされましたが、民衆の圧倒的な支持を得てその力を結集して逆境を跳ね返しました。
その後、大僧正(最高位である大僧正の位は行基が日本で最初)として聖武天皇により奈良の大仏(東大寺)造立の実質上の責任者となっています。
この世を平安に導くために聖武天皇は大仏作りを計画しましたが、実際には行基の力なくして、東大寺の大仏は完成しなかったと言われています。
これほどまでに偉大な行基は、奈良時代に信濃において、桑の巨木から立木のまま1丈6尺の千手観音像を三体作っているそうです。
そのうちの一体は奇妙山西中腹の「清滝観音堂」に、もう2体は「桑台院」と「清水寺」に安置されていたそうです。
そう、この3寺を1度に巡礼するとご利益が大きいと言われている事を、パドメユキさんは見逃しませんでした!
また、「清滝観音堂」と「桑台院」は、皆神山の鬼門と裏鬼門に当たるのです。
(ユキさんのブログより)
こりゃ~、行くっきゃないでしょう!
後で知りましたが、私は「千手観音様」が守り本尊であったし、皆神山と観音様に呼ばれた旅になったのでした。
あ、皆神山ではUFOに遭遇しなかったから、お呼びでなかった??(泣)
書きたいことは色々あるのですが、今日は時間がないので、これにて失礼いたします。
続きはまた明日ね。